『愛のコリーダ』…昭和史に残る阿部定事件を本番セックスありで直接的に描いた官能映画です。
このページでは『愛のコリーダ』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
また、あらすじ・見どころ・感想なども紹介していますので、作品の簡単な概要だけ知る事も出来ます。
Contents
映画『愛のコリーダ』の無料視聴方法
『愛のコリーダ』を配信しているVODは以下になります。
U-NEXT | ○ |
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Hulu | × |
dTV | × |
FODプレミアム | × |
TSUTAYA DISCAS | × |
映画『愛のコリーダ』の視聴にオススメなのはU-NEXT

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映画『愛のコリーダ』あらすじ
昭和11年、中野の料亭に定という30過ぎの女が女中としてやってくる。彼女は主人・吉蔵と愛欲を交わす関係になるが、彼の妻に知られてしまったためふたりで駆け落ちする。ある旅館にたどり着いたふたりは、部屋にこもってありとあらゆる性行為に耽っていく。
映画『愛のコリーダ』基本情報・キャスト
製作:1976年製作・日本・恋愛・エロ・レズ・複数プレイ・不倫(1976年10月16日公開)R18+
監督:大島渚
脚本:大島渚
出演者:藤竜也、松田英子、中島葵、芹明香、阿部マリ子、三星東美、藤ひろ子、白石奈緒美、青木真知子
映画『愛のコリーダ』見どころ3選!
センセーショナルな阿部定事件の映画化!

殺した愛人の男性器を切断して持ち歩いていたという昭和史に残る有名な阿部定事件を題材にした映画は、例えば大林宣彦監督作『SADA 〜戯作・阿部定の生涯』や麻美ゆま主演作『阿部定 〜最後の七日間〜』がありますが、世界が認めた鬼才・大島渚監督による本作こそが間違いなく代表作でしょう!
実は本作、フランス人プロデューサーが大島渚監督に「日本初のハードコアなポルノ映画を作って欲しい」と依頼したものであり、あまりにも過激な内容と表現のせいで日本国内での製作が困難だったため、撮影したフィルムをそっくりそのままフランスへ送って編集し、フランス映画として逆輸入したことで一般公開することができた映画なんです。(結局、映画自体は猥褻罪で訴えられずに済んだものの、脚本と写真付きの関連書籍が猥褻罪で起訴されて裁判になり、最終的には無罪判決が下されました…)

過激すぎる性描写が物議!

セックス描写のリアリティを追求するために大島渚監督が選んだ演出方法…それは役者が実際にセックスをしているところを撮影し、しかも入れたり出したりする局部までモロ映しにする本番行為でした。そのため、日本初公開時は検閲で性愛シーンを中心に30分以上もカットされ、過激なシーンは画面のほとんどがボカシで見えない状態だったそうです。
そんな作品が、今やほとんどAVクオリティと言ってもいいほどに見やすくなっているので、「芸術か、猥褻か?」という物議を醸して裁判沙汰にまでなった本作は映画ファンなら必見です!
エロ過ぎて裁判起こされた日活ロマンポルノ↓

単なるワイセツ映画じゃない!

本番行為ありの過激な性表現や、愛に狂った定のバイオレンス描写ばかりが話題になりがちな本作ですが、定と吉蔵の愛を象徴する「赤」を際立たせる色彩設計の息を呑むような美しさがあったり、他の大島渚監督作品で何度も描かれてきた戦前の日本の軍国主義批判が今作でも描かれています。
戦争に突き進んでいく時代背景の中で、そんな社会=世間に対してひたすらセックスをしまくることで抗う定と吉蔵の姿には、大島渚監督らしい骨太な反戦メッセージが浮かび上がってきます。
ロマンポルノ最高傑作の「赤」い教室↓

映画『愛のコリーダ』予告編
(70秒予告公式)
映画『愛のコリーダ』感想
本番行為を堂々と演じた役者魂…

AVが身近なものになり、さらにAV出身のセクシー女優たちが俳優として一般映画に出ることも当たり前となった今でこそ、撮影時の本番行為への驚きや抵抗感は弱くなったかもしれませんが、それがタブーだった時代に作られた映画だと思うと、チャレンジングな企画に文字通り身体を張って覚悟を持って挑んだ役者の皆さんに尊敬ですね。
何と言っても主演の二人の役者魂が凄まじいんです!勃起したチンコまで晒して演技をしてみせた藤竜也、藤竜也のチンコを上の口でも下の口でも実際に咥え込んでみせた松田英子、お二方の情念とも思える熱演がフィルムに見事に焼き付いていました!
極限のラブストーリー…

チンコを愛おしそうにフェラするシーンはまだしも、女性器に出し入れしたゆで卵や本物の陰毛を食べたりするのはいくらなんでもやり過ぎじゃ…なんて思ってしまいましたが、実は本作においては「口に入れる」という演出がとても大事なんです!
と言うのも、大島渚監督は毎日の食事をするような感覚でセックスをする二人の純愛を描こうとする狙いがあったので、食べることとセックスすることが等しく同じように描かれる必要性がありました。
人間が生きていく上で食事をしなきゃいけないように、定と吉蔵はセックスをしなきゃ生きていけないわけで。だから最終的に精根尽きて勃たなくなってしまった吉蔵は、自ら死を受け入れたと言えるんじゃないでしょうか。
映画『愛のコリーダ』まとめ

過激な性描写のリアリティにとことんこだわった結果、役者に実際にセックスをさせてそれを映すという手法を用いてしまったために裁判沙汰となった作品ですが、ビジュアル面でのアート性も優れていて世界的に高い評価を得ています。
日本でも人気のカルト的純愛ホラー映画『ミッドサマー』のアリ・アスター監督も「本作に大きな影響を受けた」とコメントを残しているように、クセが強い究極的かつ変態的なラブストーリーこそが見たいという人にオススメの映画です!
* 紹介した作品の各VODの配信情報は2021年5月のものになります。