『プッシャー』…借金に追い詰められて逃げ場を失った麻薬密売人の映画です。
このページでは『プッシャー』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
また、あらすじ・見どころ・ネタバレなども紹介していますので、作品の概要だけ知る事も出来ます。
Contents
映画『プッシャー』の無料視聴方法
『プッシャー』を配信しているVODは以下になります。
U-NEXT | ○ |
---|---|
Hulu | × |
dTV | × |
FODプレミアム | × |
TSUTAYA DISCAS | △ |
映画『プッシャー』の視聴にオススメなのはU-NEXT

僕が一番お勧めしたいVODはぶっちぎりでU-NEXTです。
動画配信本数が17万本以上(見放題14万本)とVOD業界全体で見てもトップの配信本数を誇る事に加えて、電子書籍35万冊以上配信、雑誌70誌以上の読み放題が利用出来るという優れモノの動画配信サービスになっております。
さらに我々男性には嬉しい事に、見放題で視聴できるアダルト動画が3万5千本以上も配信されていると言う神としか言い様の無いVODで御座います!
R指定映画なんてしゃらくせえ!もっとスケベな動画が見たいんじゃ!と思っているお父さんお兄さんも絶対に満足できる質と量が揃っている事を、チェリーボーイだけあってAVを滅茶苦茶見てる僕が保障します!
また、31日間の無料期間中でも600円分のポイントが配布されると言う大盤振る舞いを見せてくれています!このポイントは映画・ドラマの最新作や電子書籍の購入に使えるので利用価値は非常に高いです!(有料会員になると毎月1200ポイント付与)
月額料金は2189円(税込)で強気の価格設定ですが無料期間中に解約してしまえば月額費を払う必要は無くタダで利用できるので、使うだけ使ったらさっさと解約しましょう。
\ 31日間の無料キャンペーンあります! /
※無料期間でも600円分のポイントが貰える
※無料期間中に退会すればタダ
映画『プッシャー』をDVD/BDで見たい人はTSUTAYA DISCAS

BDかDVDで見たい!という方にはTSUTAYA DISCASがお勧めです。
これは注文すると自宅にBD/DVDが届くと言う宅配レンタルサービスになっています。
返却も郵便ポストに投函するだけなので非常に簡単です。
VODは便利ですが、配信されていない作品も多かったりします。
その点TSUTAYA DISCASは日本のレンタルビデオを支配したTSUTAYAが運営しているサービスなので、貸し出しされていない作品を探す方が難しいと思うくらいラインナップが充実しています。
TSUTAYA DISCASにも30日間の無料期間がありますが、この期間内に解約すれば料金は掛からないので、興味がある人は試しに利用してみても損はしません。
\30日間の無料キャンペーンあります! /
※無料期間中に退会すればタダ
※動画1万本見放題VODのTSUTAYA TVも使える(※TSUTAYA DISCASではなくTSUTAYA TVで配信されている場合もあります)
※無料期間でもTSUTAYA TVで使える1100円分のポイントが貰える
映画『プッシャー』あらすじ

麻薬密売人=プッシャーのフランク(キム・ボドゥニア)は、相棒トニー(マッツ・ミケルセン)と麻薬を売りさばく仕事をしていました。フランクはくだらない下ネタ話をベラベラ喋るトニーを疎ましく思うこともありましたが、羽振りもよかったため、2人はプッシャーとして一目置かれる存在でした。
ある日麻薬取引でうまい話を持ちかけられたフランクは、元締めのミロ(ズラッコ・ブリック)にまだ借金があったにも関わらず、どうにか頼んで薬物を前借してもらいました。ところが取引場所に行ってみると、警察の手入れに遭遇したのです。
結局フランクは、警察に捕まる寸前に麻薬を川に流して証拠隠滅をはかり、拘留されても口を割りませんでした。そして釈放される時、トニーの裏切りを知らされてショックを受けます。
映画『プッシャー』基本情報・キャスト
製作:1996年製作・デンマーク・サスペンス・ドラマ(1999年4月24日公開)R15+
監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
出演者: マッツ・ミケルセン、キム・ボドゥニア、ズラッコ・ブリッチ、ローラ・ドライスベイク、スラッコ・ラボヴィック、トマス・ボー・ラーセン、 ペーター・アンデション、ラーズ・ボム、イェスパー・ローマン、ギーダ・ハンセン、ゴードン・ケネディ
映画『プッシャー』見どころ3選!
薄暗い裏社会のドキュメンタリー的な映像

その世界を知らない者には到底表現しきれないのではと思えてしまうリアル過ぎる映像に、実はこの映画の出演者はドラッグの経験者が多数いるのではないか?と疑ってしまうほどです。
薬物での快楽を知ってしまった人間の弱さ、奪う者と奪われる者。そこには、もう後戻りはできない未来を失った哀しみが伺えます。しかし、まだ若かったニコラス・ウィンディング・レフン監督はどうやってこれをイメージして俳優たちにそれを伝えたのか不思議に感じるほどです。
暴力とかドラッグとか出てくる映画↓

フランクは映画マニア?

フランクの部屋に「マッド・マックス」のポスターが貼ってあることに、気づきましたか?ブルース・リーのポスターもありましたね。壁にはビデオがズラリと並んでいて、フランクが電話をしながらそこから取り出した作品は何だったのか、僕は気になって仕方がありませんでした。フランクは会話でも「映画を見ないとダメだ」みたいなことを言いますが、麻薬密売人のフランクが映画ファンだというこの設定は、なかなかユニーク。ひょっとしてそこには、何か深い意味づけがあるのかもしれません。
トニーのハラハラ感

のちに『007 カジノ・ロワイヤル』で血の涙を流す悪役を演じて世界中にインパクトを与え、今や「北欧の至宝」とまで称されるマッツ・ミケルセンのデビュー作が、こんなどうしようもないチンピラ役だったとは驚きました。
彼は本当に考えなしのアホで、下品なジョークはケンカ売ってるんじゃないかという笑えないレベル。フランクがいつキレるかとハラハラしてしまいます。トニーは前半にチラホラ登場する程度なのですが、見た目が強烈なので、脳裏に焼き付いてしまうキャラ。閉塞感が重く漂うこの作品でふっと息抜きできるという意味では、キラキラした存在だと言えるでしょう(笑)
映画『プッシャー』予告編
映画『プッシャー』ネタバレ
借金地獄に堕ちたプッシャーの結末は…

麻薬を失い、結局お金も手に入れられなかったフランクは、その事情をミロに説明しますが、ミロは聞き入れてくれるどころか、もともとの借金に上乗せした金額をすぐ返すように詰め寄ります。急にまとまったお金が必要になったフランクは、自分がお金を貸している男に会いに行きますが、その男は追い詰められて自殺してしまいました。
フランクには、好意を寄せてくれる娼婦ヴィク(ローラ・ドライスベイク)がいました。しかし彼女と肉体関係はなく、フランクはハグさえするのを嫌がるので、ヴィクは寂しい思いをしています。愛犬が病気になったり、ストーカーに付きまとわれている話をしても、フランクはあまり本気で話を聞いてくれません。
それに今のフランクは、お金のことで頭がいっぱいです。かつて取引相手だった女性から薬物を受け取る計画も失敗し、疎遠だった母親に会いに行ってお金をもらいますが、ミロから要求されている金額には遠く及ばず。そうこうしているうちに、しびれを切らしたミロの手下がやって来て、「明日は期限だ」と言い渡されてしまいました。
ますます追い詰められたフランクは、知り合いの男の所へ行き、銃で脅してお金を巻き上げるようなことまでしました。しかし結局金額が足りないまま、期日を迎えてしまいました。
フランクはミロに会い、持ち金の金額を伝えて弁明しますが、怒ったミロからひどい拷問を受けて殺されそうになります。フランクは隙をみてそこから逃げ出し、命からがらヴィクの部屋へ逃げ込みました。絶体絶命のピンチに陥ったフランクは、全てを捨てて外国へ逃げることを決意し、ヴィクを誘います。
そんな時、ミロから電話がかかってきました。それは、自分たちは警察からマークされているので、このトラブルを早く穏便に解決したいという内容でした。フランクは、返済額が手持ちのお金で足りるとわかるや否や、ヴィクに「あの話はなくなった」と言い放ちました。
約束を信じていたヴィクはその一言にショックを受け、しばらくじっと考え込んでいましたが、突然フランクの服のポケットに手を入れてお金を奪い、走り去っていきました。慌ててヴィクを追いかけるフランク。しかしもう手遅れだと気がつき、命運が尽きたことを悟ったフランクは、夜の街でたたずむしかありませんでした。
映画『プッシャー』感想
一度入ったら出口はない世界
本作では 麻薬密売人の闇が描かれますが、彼らはいつか違う人生をと夢見ながらも、お互いを縛り合ってそこから抜け出す事はできません。多くの情報を知った相手を自由にするほどに彼らは甘くはないはずです。
ミロの手下のラドヴァンが独り言のように、「この仕事を辞めて何か他の仕事の事を考える事がある」と告げるシーンがあります。毎日をふざけた冗談で笑って過ごすのも彼らの精いっぱいの前向きな努力のようにみえました。とてもまともな神経では現実を見据えて生きて行けない環境です、性善説ではないけれど、どんなに逃げてもやっぱり人間以外にはなれなくて、当たり前だけど誰しもがサイコになれる訳ではありません。魂の居場所とはそんな所かも知れません。
プッシャーの哀しみ

常に一緒だった相棒のトニーの裏切りを知って彼はトニーを捕まえて金属バットで滅多打ちにします。一瞬ですが床に転がった血まみれのトニーの姿はグロいです。顔に返り血を浴びて無表情だったフランクはその場を去った後に現実を受け入れきれずに涙が溢れます。
トニーとは仕事中、常に行動を共にし趣味の悪いジョークを飛ばし合いじゃれ合う間柄で、唯一人間らしさを保てる信頼出来た相手だっただけに憎しみも哀しみも大きかったと言えます。しかしフランクもトニーも薬物に溺れた生活に浸かっており、その精神的な脆さや業界のダークさから、永遠に2人の信頼関係が良好なままで続くことは不可能でいつかは起きるであろう現実だったのでは?と思えてしまいます。
大切に思っていた友人を自分の手で殺すのは想像できませんよね。僕だったらできる事なら、どこか遠く友人がいない所へ引っ越すでしょうけど、フランクの場合はそれも許されません。案外人間は追い詰められるとその辺の常識的なタガは簡単に外れてしまうモノなのかもしれません。
最初から見えている終わり

見ればわかりますが、全編に重くのしかかる閉塞感がものすごいです。超バイオレンスだった『オンリー・ゴッド』でもそうでしたが、赤っぽくて薄暗い映像が特徴。暴力が淡々と、しかも唐突に起こるあたりは北野武を彷彿とさせ、そのリアリティが身に迫ります。そこらへんが女性にはウケないと思われますので、娯楽映画と勘違いして一緒に見ないように(笑)
フランクを演じたキム・ボドゥニアが本当にうまくて、グッと抑えた演技からでも、彼がなりふり構わず焦っていく様子がじわじわ伝わってくるんですよ。だからこちらも、一緒にどん詰まりになっていく気分を味わえます。
バッドエンディングなパニックホラー↓

映画『プッシャー』みんなの評価
「プッシャー」を見た。
麻薬密売人の主人公がどんどん落ちてくのだが、全く同情できねぇっていうダメ人間っぷりw どこまで落ちるかなと、楽しみはそっちにw
とはいえ、何度も登場するギリギリの場面で、人間は、自分はどう行動するのだろうと考えながら…あんなんキツいわ。
2以降も見てみよう。#fb— GOH (@goh1090r) June 30, 2018
ニコラス・ウィンディング・レフン監督。1997年『プッシャー』。デンマークのチンピラ麻薬密売人の借金が膨らみ、八方塞がりになる過程の一週間を描く。後半になるほど主人公の屑、ダメ人間さが際立ち、どんどん状況が悪化していく様は『ですよねー』と同情の余地なし。投げっ放しのラストも好き。
— 沙藤昌(埴輪) (@haniwasato) October 24, 2016
『プッシャー』鑑賞。監督は後に『ドライヴ』が話題になるニコラス・ウィンディング・レフン。麻薬密売人が、あれよあれよという間に借金地獄へ落ちていく様が描かれる。全体的に画面が暗く見辛かった。よってストーリー展開も今一よく分からず。。デンマークの情勢等を予習しないと楽しめないかも?
— トモゾウ( 토모조:ともぞう) (@takamine89) August 9, 2014
ニコラス・ウィンディング・レフン『プッシャー』(1997)。レフンが24歳の時に撮ったものだそうで…。す、すげえ。傑作というわけではないけど、なかなか良いです。麻薬密売人がトラブルに遭ってどんどこ追い詰められていく。ラスト悲しすぎるやろ…。タイトルバックが超かっこいい。
— ぱるるん (@danipuru) July 30, 2013
プッシャー1〜3完(鑑)賞しました!やベーよやベーよ。自分震えが止まりません。ギャングを、麻薬密売人(プッシャー)を、こんな形で表現した映画は今もみで観たことない!徹底したリアル演出と誰もやった事のない角度からの脚本。マジ拍手。
— Masaki × Joe (@MasakiPacino) May 19, 2013
映画『プッシャー』まとめ

人としての尊厳を失い、狂気の闇に呑み込まれて落ちて行く麻薬密売人の姿を描いた映画『プッシャー』
起死回生を狙った大仕事の失敗をきっかけに、突然糸がプツリと切れたように、ボスとの信頼関係も相棒トニーとの日常も崩れ、最後の砦だった恋人ヴィクとも衝撃的な別れに至ります。ラストは、この後は自由に想像してね!という終わり方だから、嫌でも気になってその後のフランクが夢にまで出没しそうになります。
日常の生活では味わえない破滅的なスリル感を楽しみたい方にピッタリの映画です。
* 紹介した作品の各VODの配信情報は2020年9月のものになります。