『火口のふたり』…世界の終わりに真実の愛を見つける映画です。
このページでは『火口のふたり』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
濡れ場・見どころ・感想なども紹介していますので、作品の簡単な概要だけ知る事も出来ます。
目次
映画『火口のふたり』の無料視聴方法
『火口のふたり』を配信しているVODは以下になります。
| U-NEXT | ○ |
|---|---|
| Hulu | × |
| DMM TV | ○ |
| 楽天TV AV見放題 | × |
| TSUTAYA DISCAS | △ |
映画『火口のふたり』の視聴にオススメなのはDMM TV
僕が一番お勧めしたいVODはぶっちぎりでDMM TVです。
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映画『火口のふたり』あらすじ
本作は、2009年「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」で山本周五郎賞、2010年「ほかならぬ人へ」で直木賞を受賞し、幅広い世代から絶大な支持を得る白石一文による著作の初の映画化となる。メガホンをとったのは、数々の作品で、男と女のエロティシズムを表現し、キネマ旬報脚本賞に5度輝いた脚本家・荒井晴彦。本作は脚本・監督に挑んだ渾身の一作。出演者は実力派俳優・柄本佑と、活躍の場を広げている新鋭・瀧内公美の2人のみ。数年ぶりの再会をきっかけに、抑えきれない衝動の深みにはまっていく危うい関係を、大胆かつ濃密に演じきった。
他愛のない会話、食事、セックスを繰り返し、「身体の言い分」に身を委ねるふたりの日常の中の性愛。「世界が終わるとき、誰と何をして過ごすか？」という究極の問いを、観る者に突きつける衝撃作。
映画『火口のふたり』基本情報・キャスト
製作：2019年製作・日本・恋愛・エロ（2019年8月23日公開）R18+
監督：荒井晴彦
原作：白石一文
出演者：柄本佑、瀧内公美
映画『火口のふたり』見どころ３選！
2019年邦画ベスト１に輝く大傑作！
直木賞作家・白石一文の著作の中で初の映画化作品となる本作を、日本を代表する大御所脚本家・荒井晴彦（『海を感じる時』『共喰い』『この国の空』）自らが監督した官能ドラマは、権威あるキネマ旬報ベスト・テンや映画芸術日本映画ベスト・テンにおいて第１位に輝くなど、まさに2019年を代表する日本映画として高く評価されています。
滅びゆく日本と一人の人間の“身体の言い分”とが対峙する物語は、視聴者に「世界が終わる時に、あなたなら誰と何をしたいか？」という究極の問いを突きつけます！
シンプルさゆえの力強さ！
荒井晴彦曰く、「緊急事態にセックスばっかりしているアンモラルなことを描きたかった」とのことですが、これまでに数々の作品の中で描いてきた男女のエロティシズムを、出演者が二人だけという限られた狭い関係性の中に落とし込むことで、より濃密で深淵な男女の愛のカタチを表現することができたと言っても過言じゃないでしょう。日常風景の中で繰り返し描かれる二人の性愛シーンも必見です！
主役二人の演技力が光る！
『アルキメデスの大戦』で第43回日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を受賞するなど、日本映画界に不可欠な存在となった実力派俳優の柄本佑と、廣木隆一監督作『彼女の人生は間違いじゃない』の主役の座をオーディションで勝ち取り、東日本大震災の傷を抱えたままデリヘル嬢のアルバイトをして生きるという難しい役どころを見事に演じきった瀧内公美が、本作では抑えきれない欲望の深みにはまっていく危うい男女を大胆で濃厚なセックスシーンを交えながら熱演しています。
この二人の高い演技力に支えられていたからこそ、２時間弱の物語を全く飽きることなく見続けることができたと言えますね！
映画『火口のふたり』のヌードやエロい濡れ場シーン
ずっとヤリまくる二人
本作では瀧内公美が性欲に溺れ元カレとヤりまくるシーンを見ることができます！お風呂でのイチャイチャから始まり、ダイニングテーブルの上でヤッたり長距離バスでの手マンや腫れてるチンコの看病をしたりと、猿のようにエロいことをしまくるので僕の股間サイドも永遠興奮しっぱなしでした！
男に出ちゃうと言われ高速でペニスをアソコから抜いて口で受け止める場面やクンニが気持ち良すぎてエビぞりする彼女の姿が特にエロいので見逃さずに見てほしいです！
映画『火口のふたり』予告編
（120秒本予告公式）
（130秒予告公式）
（主演男女スペシャル対談公式）
（初日舞台挨拶）
映画『火口のふたり』感想
身体の言い分に従って生きるとは…
他愛もない会話を交わし、一緒に美味しい食事をし、快楽のためにセックスに耽り、眠たくなったらぐっすり眠る…そんな男女の日常風景を切り取った本作ですが、カンヌ国際映画祭のパルム・ドールに輝いた『アデル、ブルーは熱い色』(2013)同様に、食欲・性欲・睡眠欲という人間の３大欲求が満たされた日常生活を送れることの素晴らしさを描いています。
さらに、幼い頃は兄妹のような関係だった賢治と直子の間には近親相姦的な側面があったり、結婚式直前にも関わらず不貞行為や露出プレイを繰り返すような不道徳な面があったりします。たとえ世間から非常識と思われようとも、「身体の言い分＝本能」のままに互いの心と身体を求め合わずにいられない二人の関係性は、ある意味で究極の愛と言えるんじゃないでしょうか。
大きな社会不安に襲われた時にこそ輝く！
瀬々敬久監督作『感染列島』でも引用されている神学者マルティン・ルターの言葉で、「たとえ明日世界が滅亡しようとも、私は今日リンゴの木を植える」というものがあります。どんな困難な状況になっても、自分にできることはそれまでの日常の延長であり、その何気ない日常の中にこそ本当の幸せがある…というような解釈をできるわけですが、本作はまさにそのことを大切なテーマとして描いています。
つまり、「世界が終わる時に、誰と何をしたいか？」という究極の問いが投げかけられたとしたら、世界で最も愛する人と食事をし、セックスをし、一緒に眠ることができることが最高の幸せであると本作は教えてくれるわけです。同時に、彼女もいない独り身の僕にとっては、強烈な憧れと羨ましさで心がざわついてしまうわけです…
そして、新型コロナウィルスが世界中に蔓延していく最中で不安が日々増大し、世界の先行きへの見通しが全く立たない状況下で見るからこそ、人間の本質的な愛をシンプルに描ききった本作の素晴らしさに、心が震えずにはいられませんでした！（2020/04執筆）
自粛生活で人間がするべきことは、食べて、セックスして、寝ることなんですが彼女のいない僕は映画を見続けることしかできません！
映画『火口のふたり』まとめ
世界の終わりのような状況だからこそ、世間体や常識なんてものから解き放たれて、身体の言い分に従って生きたいように生きる…、すると本当の愛が見えてくるんじゃないでしょうか。
劇中で東日本大震災について触れながら、「被災者になったふりはできても、被災者にはなれない」という台詞が出てきますが、今まさに全世界が直面している新型コロナウィルスを前にした時に、誰もが被災者であると言えると思います。（2020/04執筆）
では、そんな状況下で果たして何をするべきか？──本作を見れば自ずと答えは見つかるはずです！
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＊ 紹介した作品の各VODの配信情報は2025年2月のものになります。
