『VIDEOPHOBIA』…リベンジポルノによって苦しみ、事故のアイデンティティを失っていく女性の恐怖を描いた作品です。
このページでは『VIDEOPHOBIA』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
濡れ場・見どころ・感想なども紹介していますので、作品の簡単な概要だけ知る事も出来ます。
目次
映画『VIDEOPHOBIA』の無料視聴方法
『VIDEOPHOBIA』を配信しているVODは以下になります。
| U-NEXT | ○ |
|---|---|
| Hulu | × |
| DMMプレミアム | ○ |
| 楽天TV AV見放題 | × |
| TSUTAYA DISCAS | △ |
映画『VIDEOPHOBIA』の視聴にオススメなのはDMMプレミアム
僕が一番お勧めしたいVODはぶっちぎりでDMMプレミアムです。
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映画『VIDEOPHOBIA』をU-NEXTで見る！
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映画『VIDEOPHOBIA』あらすじ
どこまでがわたしで、どこからがあなた?
東京で女優になるという夢破れて故郷・大阪のコリアンタウンに帰って来た29歳の愛はそれでも夢をあきらめきれず、実家に住み、バイトをしながら演技のワークショップに通っていた。そんなある日愛はクラブで出会った男と一晩限りの関係をもつ。数日後、愛はその夜の情事を撮影したと思われる動画がネット上に流出していることに気づく。そしてすぐに男の家を訪れるが、愛は何も言い出せない。その後も連日、その夜のものと思われる動画がネット上に投稿される。もう一度男の家を訪れた時、すでにもぬけの殻だった。自分のものとは断言できないが拡散し始める映像に、愛は徐々に精神を失調し始める――。
映画『VIDEOPHOBIA』基本情報・キャスト
製作：2019年製作・日本・エロ（2020年10月24日）+R15
監督：宮崎大祐
脚本：宮崎大祐
出演者：廣田朋菜 忍成修吾 芦那すみれ 梅田誠弘 サヘル ・ローズ 辰寿広美 森田亜紀
映画『VIDEOPHOBIA』見どころ2選！
ネット社会の闇を描く
映画『VIDEOPHOBIA』は、女優を目指していた在日韓国人女性がリベンジ・ポルノの被害にあったことから生じる悲劇を描いた作品で、『宮本から君へ』で第62回ブルーリボン賞、第32回日刊スポーツ映画大賞、第34回高崎映画祭で監督賞を受賞した真利子哲也が監督を務めます。
主人公・愛がクラブで出会った男と一夜の関係を結びますが、後日その様子を盗撮したハメ撮りがネット上に流出していることに気づき、徐々に精神が蝕まれていく様子を映したネット社会の闇を描きます。
SNS全盛期の現代、どんどん現実とネットの世界との垣根が無くなってきているため、愛と同じことが誰の身にも起こり得るはずです。
晒されたことに気づいてからの彼女の行動や様子からは、恐怖や不安などがひしひしと伝わってくるため、こちらまで不安やドキドキした気持ちにもなってしまいます…。
全編モノクロで描かれる
本作の大きな特徴といえば全編がモノクロで描かれている点です。
あえて、全編モノクロという映像表現を使うことで、タイトルが示すように「VIDEO（映像）」に対する不安や恐怖を強調し、現代SNS社会の不確実性や孤独感を浮き彫りにしています。色彩が排除されたことで、視覚的な情報が削ぎ落とされ、物語の核心となるプライバシーの侵害や愛が心理的に追い詰められる様子がより一層際立たせていました。
さらに物語の途中からあることが徐々に判明していき、現実と幻想、真実と妄想の境界が曖昧になっていくのですが、これまたモノクロ表現がそこにぶっ刺さるため、視聴者が感じる方向感覚を失うような不安定な感覚を増幅させ迷宮へといざなうでしょう。
逆に色鮮やかな作品↓
映画『VIDEOPHOBIA』のヌードやエロい濡れ場シーン
リベンジポルノ
本作で廣田朋菜が演じる主人公・愛はリベンジポルノに苦しめられていましたが、中々に性に奔放な様子も伺うことができます。
本作の冒頭でもいきなり男とエロイプをしてる様子が映し出され、男の要求に答え自慰行為をしている姿はかなりエッチで、初っ端からムラムラしてしまいました（笑）
さらにクラブで出会った男とワンナイトをしており、それが原因でリベンジポルノに繋がります。我慢できずにソファーでおっ始めてしまうのも生々しいですし、ブラジャーをめくって乳首が現れた時、思わず「おー！」という言葉が出てしまいました。
盗撮された映像も見ることができ、少し荒い画質で映るSEXは性欲を煽られ、サムネイルに映る彼女の姿は美しくエロくて、100万再生間違いなしの最高のサムネです。
映画『VIDEOPHOBIA』予告編
映画『VIDEOPHOBIA』感想
整形で別人に生まれ変わる
最後の最後にリベンジポルノへの対処として愛の取った整形という行動にはびっくり仰天でした。犯人と思われる男は行方不明で、警察もまともに取り合ってくれない中、まさかの逆転の発想！普通なら犯人をどうにかしようと原因を取り除くものですが、それが難しいとわかれば自分が変わるという、頭が柔らかすぎると思いました。
追い詰められた末の最後の手段だったのでしょうがないとは思いましたが、彼女をそこまで追い詰める流出…恐ろしすぎる犯罪です。
商店街での着ぐるみバイト中の表現だったりと精神的に追い詰められていく過程の表現も逸脱で、美咲が徐々に自分が誰なのかという疑問に悩む様子には、現代社会における外見至上主義とアイデンティティの問題を考えさせられるものでした。
整形によって「別人」に生まれ変わったことで、彼女が少しでも前へ進むことができることを願っています。
全て彼女の妄想？
映画の進行とともに「全て彼女の妄想なのではないか？」という疑問に囚われてしまいました。美咲は、自身の性的プライバシーが流出したという恐怖に取り憑かれ、実際の出来事と彼女の心の中で作り上げた不安や妄想の境界が曖昧になっていったと思います。
基本的に物語が美咲の視点を中心に進行していて、彼女視点だと撮影されていたことに気づかなかったかのように見えましたが、実際に流出した動画を見るに、明らかに第三者が2人の直ぐ側まで近づいて撮影している様子がうかがえるため、同意の上撮っていたんじゃないかと疑ってしまいます。
さらに物語の冒頭では、男とエロイプをしていた描写もあったのでますます怪しいです！彼女の抱える不安も伝染してきて、いったいどっちが本当なのか現実と虚構の区別が徐々につかなくなってしまいました…。
映画『VIDEOPHOBIA』まとめ
映画『VIDEOPHOBIA』は、現代社会が抱える技術的進歩に伴うプライバシーの侵害、不安定なアイデンティティの問題を描いた作品でした。美咲を通して性被害で女性が感じる苦しみや恐怖を改めて知ることができ勉強になりました。
映画全体を通して、妄想と現実が交錯する表現で、現代のテクノロジーによる恐怖や孤立感を感じることができる本作、是非ご覧になってみてください。
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＊ 紹介した作品の各VODの配信情報は2024年10月のものになります。
