『２つ目の窓』…奄美大島を舞台に16歳の少年少女の恋と成長を描く物語です。
このページでは『２つ目の窓』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
濡れ場・見どころ・感想なども紹介していますので、作品の簡単な概要だけ知る事も出来ます。
目次
映画『２つ目の窓』の無料視聴方法
『２つ目の窓』を配信しているVODは以下になります。
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|---|---|
| Hulu | × |
| DMM TV | × |
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| TSUTAYA DISCAS | △ |
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映画『２つ目の窓』あらすじ
島民から“ユタ神様”と慕われる母を持つ16歳の杏子は、ある日、母が余命宣告を受たことを知って動揺する。「神様なのになぜ死ぬの？」そんな怒りを同級生の界人にぶつけるが、彼は彼で別れた父以外の男と付き合う母に対して複雑な思いを抱いており…。
映画『２つ目の窓』基本情報・キャスト
製作：2014年製作・日本・恋愛、エロ、女子高生、青春（2014年7月26日）R15+
監督：河瀬直美
脚本：河瀬直美
出演者：村上虹郎 吉永淳 杉本哲太 松田美由紀 渡辺真起子 村上淳 榊英雄 常田富士男
映画『２つ目の窓』見どころ2選！
奄美大島を舞台に
映画『２つ目の窓』は『殯の森』で第60回カンヌ国際映画祭にてグランプリを受賞した河瀬直美監督が奄美大島を舞台に16歳の少年少女の恋や生と死を描いた作品です。
今作の舞台である奄美大島は雄大で独自の自然を誇っており、ガジュマルの林や透き通る海が美しく映し出されるとともに、自然と人々の生活が密接に結びついていることが表現されています。特に、物語の終盤で台風が迫る中で描かれる嵐の風景は登場人物たちの感情の嵐と呼応していたり、ユタであるイサが登場する場面では、奄美大島の伝統的な信仰や風習も描かれ土地に根付いた人々がどのように暮らしているかを知る機会にもなります!
奄美の豊かな自然と文化が物語の背景として機能し、登場人物たちの心の成長や葛藤に大きな影響を与える様を見事な融合を見ることができます。
カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞↓
もどかしい２人の恋
杏子と界人のもどかしい恋が今作の見どころの1つで、2人の淡い関係を通して思春期の感情の不安定さと難しさを改めて実感することができます。
杏子が界人に対して積極的に体の関係を求めたものの、界人がその申し出に応じなかったことで、2人の間には微妙な距離が生まれます。思春期の男子なら彼女からそんな誘いを受けたら大喜びで飛びつきそうなものですが、ある事情から中々一歩を踏み出すことができない彼…。
杏子は心と体の繋がりを求め、界人もその気持ちに応えたいと思いながらも、自分の感情や欲望をうまく処理できない葛藤に苛まれてしまう姿にどうにかして手を差し伸べてあげたくなってしまいますが、悩んで苦しんで自分なりの答えを出していくのが成長につながるのだと思うと安易に手助けするのがいいとも思えなくて…とってももどかしくて彼らの葛藤がこちら側にまで波及してくるんです（笑）
14歳の思春期の性↓
映画『２つ目の窓』のヌードやエロい濡れ場シーン
遂に結ばれた2人
今作で杏子を演じた吉永淳はクライマックスで遂に村上虹郎演じる界人と遂に繋がるシーンが登場します。物語を通じて界人が中々一歩を踏み出せず杏子と視聴者共にじれったい気持ちでウズウズさせられるので、その我慢が開放された時は最高の気分になれます！
若い2人が今作のテーマの1つでもある生のエネルギーを爆発させるように交わるのは中々に興奮させてくれ、チラチラと見える乳首もチラリズムを刺激してきます（笑）
また、彼女の肌は南国の島に住んでいるだけあって肌が健康的に黒く焼けていて美しく、場所も奄美大島らしくガジュマルの木に囲まれており大自然の中心で致す2人の姿は繋がれたことを島そのものに祝福されているようにも感じられたりと、ここでしか味わえないような成分が満載の場面となっています！
映画『２つ目の窓』予告編
映画『２つ目の窓』感想
生と死
本作では、雄山羊の命が消える瞬間やユタであるイサの死が家族や親戚など島の人々に受け入れられていく過程が描かれ、奄美大島の文化に根付いた死生観「生と死」のテーマが至るところで描かれていました。普段普通に過ごしていると生と死を身近に感じることはなかなか無いかと思います。
私達の葬式といえば明るく振る舞おうと思ってもどうしても悲しみに暮れ暗い雰囲気になってしまうことが多いかと思います…しかし彼らはイサの最期に島唄を唄うシーンなど、死が悲しみだけでなく魂の旅立ちや新たな始まりとしてポジティブに捉えていて、自然の一部として受け入れる姿勢や、生と死が常に隣り合わせなことなど私達も見習わないといけないのかもしれません。
思春期の親子関係
思春期の界人と岬の親子関係は今作の大きなテーマのうちの1つでした。界人の両親は離れ離れで暮らしていて、母親は男を取っ替え引っ替え…そんな親の姿を見ていたら恋に億劫になるのもわかりますし、ましてや子や家庭を作ることになる体の関係を求められても家族という存在にいいイメージを持っていない彼が断ってしまうのもわかる気がします。
自分を蔑ろにし新たな彼氏との恋に走る母親への怒りそれがもどかしい思春期の葛藤として現れていました。
母親としても子供が大事なのは当然のことですが、同じようにまだ女としての自分を捨てたくない、子を持つ女性の方の多くは一度は同じ様な思いを抱いたことがあるでしょう。
2人の気持ちのぶつかりあいに素直に気持ちを話すことに恥じらいを持つ時期、様々な要素が複雑に絡み合った2人のぶつかり合いが最高でした。
映画『２つ目の窓』まとめ
映画『２つ目の窓』は、生と死そして思春期の葛藤を描いた繊細で感情を動かされる作品でした。奄美大島の美しい自然や文化との調和も上手くまだ感じたことのない未知の体験をさせてもらいました。
杏子と界人のもどかしい恋愛関係にウズウズしたい方は是非ご覧になってみてください。
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＊ 紹介した作品の各VODの配信情報は2025年2月のものになります。