『アタシラ』…3つの異なる人格を宿す女性が、内なる自分に苦しめられ戦っていく物語です。
このページでは『アタシラ』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
濡れ場・見どころ・感想なども紹介していますので、作品の簡単な概要だけ知る事も出来ます。
目次
映画『アタシラ』の無料視聴方法
『アタシラ』を配信しているVODは以下になります。
| U-NEXT | ○ |
|---|---|
| Hulu | × |
| DMM TV | ○ |
| 楽天TV AV見放題 | × |
| TSUTAYA DISCAS | △ |
映画『アタシラ』の視聴にオススメなのはDMM TV
僕が一番お勧めしたいVODはぶっちぎりでDMM TVです。
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映画『アタシラ』あらすじ
「アタシは自分が神から選ばれた天才！」と、孤独な日々を送るＡ子。実は、Ａ子と紗希とこずえは同一人物。３人の人格を持つＡ子に絡むあやしげな人物たち。風俗店主。闇金の社長。悪徳弁護士など。それぞれが、多面的な個性、女としての魅力を持つＡ子に魅せられ、欲望の赴くままにＡ子と関係する。映画「花鳥籠」でブレイク、2015年には週刊ポストの1年間を通したグラビア企画“美咲の森”で多くの読者を興奮、熱狂させた女優、森野美咲が三役を演じ、今までにない大胆なセックスシーンに挑戦する。
引用：アタシラ DMM TV
映画『アタシラ』基本情報・キャスト
製作：2017年製作・日本・エロ、レズ（2017年3月4日）+R18
監督：ヨリコジュン
脚本：ヨリコジュン
出演者：森野美咲 根本正勝 高崎翔太 佐藤考哲 若松みつえ 中園侑奈 木村夏子 スガマサミ 岡田謙 速水今日子 川合敏之
映画『アタシラ』見どころ2選！
ヨリコジュン監督と森野美咲が再びタッグを組む
映画『アタシラ』は、官能小説を映像化した映画『花鳥籠』でタッグを組み、独自の世界観が高く評価されたヨリコジュン監督と主演の森野美咲が再びタッグを組んだ作品です。
森野美咲は『花鳥籠』で主演にして初ヌードを披露しているだけあって監督との信頼関係はとても高く、今作でも見事なコンビネーションからなる素晴らしい作品を作り上げてくれていました。
本作では、監督の繊細な映像美と独特なストーリー展開が、森野の演技によってさらに引き立てられています。シーンごとのカメラワークや色彩の選択が、常人では思いつかないような組み合わせで映像に狂気が宿っており、見つめ続けていると作中に引き込まれていきそうになります。
さらに、作中では森野演じるA子が自分のアイデンティティに揺れる場面が多々ありますが、暗いトーンの映像と緊張感のある音楽が絶妙にマッチし、心理的な圧迫感を感じさせます。ヨリコジュン監督ならではの緻密な演出と、森野美咲の引き込まれるような演技の融合が、本作をより一層深い作品に仕上げてくれました。
1人3役！3つの人格を持つ女性を演じる
今作で一番の注目ポイントと言えば、主演の森野美咲が一人で3つの人格を持つ女性を演じ分けている点です。主人公A子には「紗希」と「こずえ」という2つの別人格が存在し、それぞれが異なる性格と行動パターンを持っています。
彼女はこれらの人格を巧みに演じ分け、観客にそれぞれの人格が実際に別人であるかのような錯覚を与えています、僕なんか映画の終盤で種明かしされるまで全く気が付かなかった程の凄さです！
例えば、A子が「紗希」として冷静で計算高く行動する一方で、「こずえ」としては無邪気で奔放な性格を見せるシーンでは、同じ女優とは思えないほどの違いを感じさせます。人格ごとに異なる声色や表情、立ち居振る舞いを使い分けることで、彼女の演技力が存分に発揮されており、作品全体に深みを与えています。この挑戦的な役どころを完璧に演じ切った森野のパフォーマンスは、本作の大きな注目ポイントです！
４つの人格を持つ女↓
映画『アタシラ』のヌードやエロい濡れ場シーン
1人で3人分の濡れ場
レースクイーンやグラビアアイドルとしても活躍していた本作の主演・森野美咲は、七変化ならぬ三変化を披露してくれていましたが、もちろん濡れ場でも彼女1人で3人分の濡れ場を楽しむことができます。
イカれた厨二病のA子の入浴シーンではその狂った言動に注目しがちですが、下に目を向けると意外と豊かに実っているおっぱいが見れたりします。また、「私を抱いてくれたら(お金を)あげる」と言い男に自分を抱かせ、それだけでもインパクトが有るのに、抱かれてる際もずっとケラケラ笑っていたりと基本的に狂っていて、ほかでは見れないような特別な濡れ場です。
他にも少し幸の薄い冴えない風俗嬢や婚約者がいながら家庭教師の女性と関係を持ってしまう女のレズシーンなど、いろんなジャンルが詰め込まれているのでどんな性癖の方も満足できるはずです。
映画『アタシラ』予告編
映画『アタシラ』感想
自称天才と孤独
今作では、天才的な発想力を持つヨリコジュン監督によって、孤独やアイデンティティの揺らぎという普遍的なテーマが鋭く描かれていました。
作中で描かれるA子の葛藤は、自分の中にある他者の存在に悩まされる天才の孤独そのものです、現代社会に生きる人々の多くが悩み感じる本当の自分と偽りの仮面をかぶる自分、どちらがいったい本当の自分なのかという問題にも通ずるものがあるはずなのですが、あまりに｢自分は他とは違う｣「天才なんだ」というセリフを自分に必死に言い聞かせるように色んな場面で連呼していたので、自称天才感が拭えなくなってしまっていて残念な子の様にも感じてしまいました（笑）
クズ男達との対峙
作中では、主人公A子が「紗希」や「こずえ」といった別人格たちがそれぞれ、クズ男達との対峙を繰り広げるシーンが印象的でした。A子は複数の男性たちに翻弄されまくっていて、彼らは皆A子の精神を蝕む存在でしたが、逆に冷酷にクズ男達を操り、彼らを自分の思惑通りに動かそうとする場面もありその戦いが最高でした。特にA子が業者を装った男をワザと家に招き入れおもちゃのように扱ったシーンには笑わせて貰いました。
またA子が冷たく扱われたり気に入らない男達を殺戮していくシーンも、狂気を纏っていてゾクゾクさせてくれました。普通の人なら殺した時に心に大なり小なりダメージを負いそうなものですが、彼女は本当になんにも感じていなさそうに見え、心が壊れているんだと悲しくもなってしまいました。
映画『アタシラ』まとめ
映画『アタシラ』は、ヨリコジュン監督の独特な映像表現と森野美咲の卓越した演技力が見事にマッチしていて、A子の中に渦巻く狂気がビンビンに伝わってくる素晴らしい作品でした。
中々無い、1人3役という難役を演じた森野のパフォーマンスには拍手を送りたいですし、映像にグイグイと引き込まれてしまいました。
孤独やアイデンティティといった重厚なテーマを扱いながらも、映像美や演技によってしっかりと作品として仕上がっていて、観終わった後にもあの演出は一体何だったのかと、深く考えさせられ心に残る作品となっています。
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＊ 紹介した作品の各VODの配信情報は2024年10月のものになります。
