『蛇にピアス』…痛みで繋がった若者たちの恋愛青春映画です。
このページでは『蛇にピアス』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
濡れ場・見どころ・感想なども紹介していますので、作品の簡単な概要だけ知る事も出来ます。
目次
映画『蛇にピアス』の無料視聴方法
蛇にピアスを配信しているVODは以下になります。
| U-NEXT | ○ |
|---|---|
| Hulu | × |
| DMMプレミアム | ○ |
| 楽天TV AV見放題 | × |
| TSUTAYA DISCAS | △ |
映画『蛇にピアス』の視聴にオススメなのはDMMプレミアム
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映画『蛇にピアス』をU-NEXTで見る！
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映画『蛇にピアス』あらすじ
蛇のように舌先が割れた“スプリット・タン”を持つ男・アマと出会った19歳のルイ。アマの紹介で彫り師のシバとも知り合った彼女は、自らの舌にピアスを開け、背中には入れ墨を彫る。痛みと快楽に身を委ねるルイだったが、どこか満たされぬ思いを抱え…。
引用：蛇にピアス U-NEXT
映画『蛇にピアス』基本情報・キャスト
製作：2008年製作・日本・青春・恋愛（2008年9月20日）R15+
監督：蜷川幸雄
原作：金原ひとみ
出演者：吉高由里子、高良健吾、井浦新（ARATA）、小栗旬、藤原竜也、唐沢寿明、井出らっきょ、あびる優、ソニン
映画『蛇にピアス』見どころ３選！
光り輝く吉高由里子の魅力！
当時まだ無名な十代の吉高由里子が、痛みを伴う身体改造にハマっていく主人公を、大胆なフルヌード＆超過激なSMセックスシーンを厭わずに見事に演じ切った作品であり、その後2014年放送の「花子とアン」で朝ドラ女優となり、今や日本映画界に欠かせない役者となった吉高由里子の出世作として必見です！（本作での初脱ぎ以降は全くヌードになっていないので見なきゃ損です！）
杉本彩の超過激SM映画↓
壇蜜の超過激SM映画↓
男優陣も超豪華！
顔面ピアス＆全身タトゥーで狂気な一面を持つアマとシバを演じた高良健吾と井浦新のイケメンコンビには、女性ファンだけでなくノックアウトされてしまうこと間違いなし！『アンダー・ユア・ベッド』で高良健吾が演じた冴えない童貞男子と、『二十六夜待ち』で井浦新が演じた内面に弱さを抱えた記憶喪失男と見比べると、本作の二人は真逆過ぎるキャラなので、改めて幅広い演技力に感心してしまいます。（蜷川幸雄の舞台で活躍していた藤原竜也＆小栗旬が、二人揃ってチョイ役で楽しそうに出演しているのも見逃し厳禁です！）
新人作家と巨匠のコラボ！
金原ひとみが20歳で書き上げた処女作にして芥川賞受賞の原作小説を、“世界のニナガワ”こと演劇界の巨匠の故・蜷川幸雄が監督した本作は、痛みによって繋がることしかできない若者の恋愛を描いたダークな青春映画となっています。原作小説で描かれた、「痛みの先にある“死”の匂いを感じられるからこそ“生”を実感できる」という現代の若者が抱えている倒錯的な心理が、ベテラン監督の手腕によって見事に映像として表現されています。
女性器を通して生と死を見つめる映画↓
映画『蛇にピアス』のヌードやエロい濡れ場シーン
国民的女優の初ヌード
意外と吉高由里子が過去にヌードを披露していたのを知らない方も多いんじゃないでしょうか？今やCMや映画、ドラマに引っ張りだこの彼女が、ピアス開けまくりで厳つい男達に乱暴に犯される、そんな夢のようなシチュエーションを実現してくれているのが本作です！
首を絞められながら下から突かれまくり、一度聞けば彼女の声だとすぐ分かるあの特徴的な声で喘ぐ姿には興奮しない訳がありません！女優のヌードが見れるオススメの映画は？と聞かれたらまず最初にオススメ出来る程の濡れ場は必見です！
映画『蛇にピアス』予告編
（120秒予告）
映画『蛇にピアス』感想
なぜ“痛み”を求めるのか？
映画冒頭からルイはスプリットタンに憧れて、例えば廣木隆一監督作『ラマン』(2004)の女子高生少女のように、自ら進んで身体を傷つけようとします。では、なぜ彼女は自傷を望んでしまうのでしょうか？
それは、ダラダラと続いていく平凡な日常に現実味や満足感を得られず、かと言って将来に夢や希望を持って日常を変えることもできない自分に対する苛立ちを抱えた状況にいるからです。そこでは“痛み”だけがリアルに感じられるものとなってしまい、「自分が生きている」ことを実感したくて自傷に走ってしまいます。
（この辺りの感覚は、リスカする人の動機が「自殺したい」というよりも「生きていることを実感したい」ということからも理解できます…）
自己評価が低い人に刺さる映画…
心身ともにエネルギッシュで健康な人から見れば、「メンヘラね」で簡単に済まされてしまうことかもしれませんが、自己否定感が強くて自傷願望に少しでも共感できる人にとっては、本作のような物語はバイブルのように感じられることでしょう。
自分に自信が持てなくて、かつ“痛み”にも弱い僕みたいなタイプにとっては、本作みたいな“痛み”を伴う映画を心の拠り所にすることで、真っ当な人生を歩んでいけるようになるわけです。
ラストの解釈は人それぞれ？
映画オリジナルのラストシーンを巡っては、たくさんの感想レビュー上でも様々な考察がされていますが、僕はルイが青春時代の象徴でもあるアマとシバに別れを告げて、二人の想いを背負いながら生きていくことを決意したんだと思います。
その理由は、ルイが最後に龍と麒麟のタトゥーに目を入れて完成させることで、アマ(＝龍)とシバ(＝麒麟)から決別して独り立ちすることを予感させるシーンから読み取れます。（四字熟語の「画竜点睛」の元ネタで、「絵の中に目を入れて完成させると、その絵が本物の龍になって飛び去ってしまう」というもの）
死と再生の物語…
さらに、アマとシバの名前に注目すると、アマの元ネタとなる“アマデウス”はラテン語で「神に愛される」という意味で、シバの元ネタの“シヴァ”はインドの神話に登場する最高位の神様で「破壊と再生」を司っています。
（龍や麒麟も中国の神話に登場する神的な動物なので、ルイにとってアマとシバは自身を導いてくれる神様的な存在と言えるでしょう）
シバが「世界が終わりに近づいた時に、再び世界を作り直すために破壊する神」だとすると、シバとアマのBL的な展開も、シバの殺人衝動も、ルイの再生も、スッキリ理解できるんじゃないでしょうか。
（本作の始めと終わりは渋谷駅前の雑踏シーンですが、どちらも天使像がルイを見つめているように映っていることからも、神様的な存在を映画内に持ち込もうとしている意図が伝わってきますね）
生きる希望を失った人の再生の物語↓
映画『蛇にピアス』まとめ
『蛇にピアス』は痛みがテーマであり、痛さの表現が重要な作品なんですが、舌にピアス穴を開けて、その穴を徐々に拡張していく様子を丁寧に描いて見せてくれるので、視聴者もしっかりと痛みを感じられると思います(笑)
また、吉高由里子のSMセックスシーンもふんだんに描かれていますが、石井隆監督作の『花と蛇』や『甘い鞭』と比べるとだいぶソフトで甘い雰囲気なので、ハードなSMプレイに抵抗があったり苦手だったりする人もご安心を！
吉高由里子が次にいつ脱ぐのかわかりませんが、お美しい裸体が拝めるのは本作だけなので、重ね重ね必見＆オススメです！
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＊ 紹介した作品の各VODの配信情報は2024年10月のものになります。
