『変態だ』…売れないミュージシャンの男が真正のマゾに覚醒する過程を描いた破天荒な青春映画です。
このページでは『変態だ』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
あらすじ・見どころ・感想なども紹介していますので、作品の簡単な概要だけ知る事も出来ます。
目次
映画『変態だ』の無料視聴方法
『変態だ』を配信しているVODは以下になります。
| U-NEXT | ○ |
|---|---|
| Hulu | × |
| DMM TV | ○ |
| 楽天TV AV見放題 | × |
| TSUTAYA DISCAS | △ |
映画『変態だ』の視聴にオススメなのはDMM TV
僕が一番お勧めしたいVODはぶっちぎりでDMM TVです。
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映画『変態だ』をDVD/BDで見たい人はTSUTAYA DISCAS
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映画『変態だ』あらすじ
一浪の末、都内の二流大学に進学した男(前野健太)。特別な才能があるわけでもない普通の男は、偶然入ることになったロック研究会でのバンド活動を契機に、ミュージシャンとしての道を歩みだす。やがて結婚し、妻(白石茉莉奈)と生まれたばかりの息子との、ごくごく普通の家族生活を送っているが、実は学生時代から続く妻以外の女・薫子(月船さらら)との愛人関係を断てずにいた。そんなある日、地方の雪山でのライブ公演の仕事が入り、愛人を連れて会場へ向かう男。そしてステージに立ったその時、彼の目に飛び込んだのは、妻の姿!?雪山を舞台に物語は衝撃のラストに向けて走り出す。
引用：変態だ DMM TV
映画『変態だ』基本情報・キャスト
製作：2015年製作・日本・コメディ・青春・エロ・SM・不倫（2016年12月10日公開）R18+
監督：安斎肇
原作：みうらじゅん
出演者：前野健太、月船さらら、白石茉莉奈、奥野瑛太、信江勇、山本圭佑、ウクレレえいじ、宮藤官九郎
映画『変態だ』見どころ３選！
みうらじゅん原作＆安斎肇監督によるポルノ映画！
ポルノ映画紹介番組のMCを務めていたみうらじゅんのもとに「みうらじゅんが今見てみたいポルノ映画を作ろう！」という企画が舞い込み、すぐに「タモリ倶楽部」の空耳アワーでお馴染みの盟友・安斎肇に原作を渡して監督を依頼したことから誕生したという本作ですが、青春とロックとポルノがごちゃ混ぜになった感じで、いい意味でかなりブッ飛んでます！
みうらじゅん曰く「変態というものに淡い憧れを抱いている」とのことで、主人公が見事な変態に覚醒するクライマックスシーンは映画史に残るほどの変態度につき見逃し厳禁です！(笑)
女子高生を襲うレイプ魔が凄まじい変態↓
主演はミュージシャンの前野健太！
みうらじゅん原作映画と言えば、『アイデン＆ティティ』(2003)で銀杏BOYZの峯田和伸、『色即ぜねれいしょん』(2009)で黒猫チェルシーの渡辺大知といったミュージシャンが主演を務めてきましたが、本作主演のシンガーソングライター・前野健太ほど体を張った演技をしているミュージシャンは過去にいなかったでしょう！
何しろ全裸でガッツリと濃厚セックスシーンをするわ、拘束具をつけてハードな調教Mプレイをさせられるわ、アナルを開発された挙句に雪山で革パンツ一丁になって縛られるわで、「ミュージシャンなのによくぞここまでやったもんだ」と感心せずにはいられません(笑)
もちろん、劇中で度々披露されるミュージカルシーンは、サマソニやフジロックにも出演するほどの実力通り、最高にエモくてカッコいいのでファンの方もご安心を！(笑)
峯田和伸出演作品↓
異なるエロさを放出する女優たち！
まずは、主人公の妻を演じたセクシー女優・白石茉莉奈の肉感たっぷりな豊満ボディがエロいです！白黒映画でありながら、白石茉莉奈との濃厚セックスシーンはちゃんとカラーで見せてくれる大サービスも嬉しいですね。（しかも長尺！）そして、主人公をドMに覚醒させる女王様キャラを演じた月船さららの美熟女ボディは、白石茉莉奈と対照的なスレンダーさが際立つボンテージ姿でエロかつセクシー！（それにしても元宝塚女優・月船さららは『完全なる飼育 etude』同様にSキャラがお似合いです！）
おまけとして、『愛の渦』にも出演しているぽっちゃり女優・信江勇が、強烈なキャラを演じながらもしっかりと対面座位セックスを披露してくれてますよ！
映画『変態だ』予告編
（15秒特報）
（90秒予告）
https://youtu.be/5Kt6kHYFcWo
映画『変態だ』感想
命の危機すら快感に繋がるドMっぷり
マゾヒズムとは「精神的あるいは肉体的苦痛を与えられることで性的興奮を得る」ということなので、なるほどマゾを突き詰めていくと死の危険が迫る瞬間こそが性的興奮のピークなのかもしれませんね。まさにそれを描こうとした本作は、谷崎潤一郎原作映画（『悪魔』『富美子の足』『神と人との間』など）や石井隆監督作品（『花と蛇』『甘い鞭』など）を凌駕する超弩級のドM映画と言えるんじゃないでしょうか！
熊との（いい意味での）低俗＆ハチャメチャな格闘を経て覚醒した主人公が、捜索隊（＝常識的な世間）から名前を聞かれて「俺は変態だ！」と宣言するラストを目撃して、不思議と清々しさや爽快感を感じてしまいました。とは言え、現実世界で主人公みたいなヤツに遭遇したら即拒絶だと思いますが！(笑)
ある意味で究極のラブストーリー
物語的には妻＝平凡だけど幸せな家庭生活か愛人＝アブノーマルなSM関係のどっちを選ぶかで揺れる主人公の心情を描いているわけですが、主人公がMに目覚めてしまったが故にどっちつかずの状況に追い込まれてしまっていることにすら悦びを感じているのがスゴいと言うか、呆れると言うべきか(笑)
雪山で遭難した状況でSMプレイをおっ始める展開に最初は思わず笑ってしまったんですが、その後で愛人の薫子が主人公にとことん付き合って泣きながら女王様になってしまうのを見ていたら、「そこまで深く主人公を愛していたのか！なんてどうしようもない二人なんだ！」と不覚にも胸にグッとくるものがあって、これはこれで美しいラブストーリーだと思います。（当然その愛は世間から理解されないわけですが…）
映画『変態だ』まとめ
果たしてこれほどまでに変態にリスペクトを捧げた作品があっただろうか…いや、無いでしょう！（当然ですね 笑）
みうらじゅん原作＆安斎肇監督という組み合わせを見ただけで、バラエティ番組「タモリ倶楽部」が好きなサブカル系ならどハマり確実なわけですが、「どうせクセの強い映画になっているんでしょ」と覚悟＆期待をして見始めたのに、その想像を遥かに上回るパッションと変態性を兼ね備えたトンデモ映画になっていました！
どうしてもエロとギャグにばかり目が行きがちですが、アートディレクターの安斎肇＆シンガーソングライターの前野健太というクリエイティブな二人の化学反応によって視覚的な美しさと音楽的な非凡さも際立った作品になっているので、「知る人ぞ知る…」的なマニアックなカルト映画として終わってしまうのはもったいない一作ですね。
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＊ 紹介した作品の各VODの配信情報は2025年2月のものになります。
