『不倫』…ストリップの演出家と貞淑な人妻の禁断の愛を描いた映画です。
このページでは『不倫』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
また、あらすじ・見どころ・ネタバレなども紹介していますので、作品の概要だけ知る事も出来ます。
Contents
映画『不倫』の無料視聴方法
『不倫』を配信しているVODは以下になります。
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Hulu | × |
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FODプレミアム | × |
TSUTAYA DISCAS | △ |
映画『不倫』の視聴にオススメなのはU-NEXT

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映画『不倫』あらすじ

主人公の中島文春(流山児祥)はかつて小説家志望でした。小説で新人賞を取ったこともありました。しかし、その後はアルバイトで始めたストリップ小屋での仕事が本業となり、ストリップ小屋で演出家をしています。
ある日、中島は同窓会で15年ぶりに再会した瀬島隆之(山本耕一)のホームパーティーに招待されます。瀬島には美しい妻・悦子(児島美ゆき)がいました。中島はこのホームパーティーで瀬島の美人妻・悦子と仲良くなります。
数日後、悦子は突然、中島の仕事場のストリップ小屋に現れます。そのとき、ストリッパーの由美(宝京子)が舞台袖で暴れ始めます。由美は生理の直前になると、いつも発作が起きたかのように暴れ始めるのです。
中島はとっさに由美を取り押さえるや否や、由美の胸を揉みパンツの中に手を入れ、激しく愛撫します。暴れ回っていた由美は、だんだんと大人しくなり、次第に愛撫の快感から愉悦の声をあげるようになります。
この一部始終を見ていた悦子は、眼の前で起きた出来事に興奮し、中島の部屋に入ります。悦子は先ほどの光景を思い浮かべながら乱れに乱れます。そして、その日の快楽が忘れられない悦子は、中島を自分の家に招きました。こうして、2人の禁断の愛は一度で終わらず、逢瀬を重ねるようになり、だんだんと深まっていきます──。

映画『不倫』基本情報・キャスト
製作:1986年製作・日本・ドラマ・エロ(1986年10月31日)R18+
監督:曽根中生
脚本:小倉洋二
出演者:児島美ゆき、流山児祥、江崎和代、山本耕一、宝京子
映画『不倫』見どころ3選!
日活屈指の名監督・曽根中生が描く不倫映画!

今作を監督したのは日活屈指の名監督・曽根中生です!曽根監督は日活がロマンポルノ路線に転じる前から、若松孝二監督や鈴木清順監督などの映画で脚本をして頭角を現しました。その後は日活がロマンポルノ路線に転じるとともにたくさんのロマンポルノ作品を監督しました。
今作もその中の一作です。他の曽根監督作品では、個人的には1983年の『BLOW THE NIGHT 夜をぶっとばせ』が印象に残りました。そんな曽根監督の晩年の名作『不倫』は必見です!
鈴木清順が出演してる日活ロマンポルノ↓

児島美ゆきのロマンポルノ初主演作!

今作の主演の児島美ゆきは、永井豪の名作ギャグ漫画「ハレンチ学園」を日活が実写化した1970年の『ハレンチ学園』シリーズで一気にスターダムへとのし上がりました。そんな児島美ゆきのロマンポルノ初主演作が本作「不倫」です。
本作で児島美ゆきは不倫する人妻・悦子を演じます。感想でも後述しますが、基本的に今作は静かな映画です。そのためセリフもそんなに多くありません。しかし、児島美ゆきはセリフ以外の部分の演技でも、色気と危うさが同居する人妻を見事に演じ切っています。今作は彼女の存在感なしには絶対成立しなかったでしょう!
石川優実が現代版日活ロマンポルノで初主演↓

作中に漠然と漂うノワールな空気感!

今作もロマンポルノなので、もちろんたくさんのセックスシーンが登場します(笑)不倫をテーマにした映画でもあるので、激しい映画のようなイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、不思議なことに今作は一貫して、フィルムノワールのような空気感に包まれています。エッチなシーンに目が行ってしまうのは、男の性です(笑)
ですが、そこだけではなく今作に一貫して流れるオシャレなフィルムノワール感を感じるのも一つの楽しみだと思います。
映画『不倫』予告編
捜索中です!見つけ次第記載します!
映画『不倫』ネタバレ
中島と悦子の禁断の愛の行方は…

悦子は中島の部屋でのセックスが忘れられず、中島を自分の家に招きます。しかし、悦子の夫・隆行は寝室で風邪をひいて寝込んでいるため、二人は台所で立ったまま交わり合います。同じ家の中に、隆行がいるという異様な状況で二人はますます興奮しました。
その後も二人は逢瀬を重ねていきます。気まぐれな悦子は急に連絡をよこさなくなったり、会うことを断ったりしますが、それでも中島は悦子を追っかけます。そんな2人の関係に隆行もだんだんと気づいていきます。
悦子を本気で愛してしまった中島は今の職業のままではダメだと思い、アメリカのニューヨークで人生をやり直すことを決意します。悦子に対して、アメリカに一緒についてきて欲しいと打ち明けます。
中島がニューヨークへ行くらしいという話は、悦子の夫・隆行の耳にも入ります。隆行は悦子は中島のためにニューヨークへ行くかもしれないと思い、中島のニューヨーク行きの件で、悦子を問いただします。
隆行は悦子の性格を知っており、多少の浮気は許すというスタンスでした。しかし、あくまでも夫は自分であり、自分を捨てて不倫相手と外国まで行くのは許せないというスタンスです。悦子は、中島を愛していました。しかし、夫の隆行への愛もあります。悦子は悩みます。
ニューヨークへ発つ日、中島は成田空港で悦子も待っていました。ですが、中島は悦子が一緒に来ることはないと諦めていました。そんな中、空港の中に悦子の姿を見つけます。
しかし、中島はこのとき、自分の中にニューヨークで悦子とやっていく自信が無いことに気づいてしましました。
中島は悦夫に声をかけることができなくなりました。悦子は中島を探し待っています。そんな中、二人を乗せるはずだった飛行機は成田空港からニューヨークへと飛び立って行きました。
映画『不倫』感想
静かな不倫映画

不倫映画と言うと、関係がバレたり関係が破綻するときの修羅場が見どころになることが多いように思います。しかし、今作は不倫を終始淡々と描いています。不倫関係が夫にばれてしまう場面でも、ネタバレ部分で先述した通り、静かに問い質すといった感じで激烈な修羅場にはなりません。
正直、今までに見た不倫映画やドラマとは一線を画しており、何とも斬新だなと感心させられる約1時間でした(笑)。画の配色も基本的に暗いトーンで静かな今作の雰囲気をさらに昇華させています。
ロマンポルノなので、もちろんたくさんのセックスシーンはあるのですが、それ以外の部分がノワールでシックな雰囲気が漂っており、芸術映画のような一面もある不思議な作品でした。
色んなエロい人妻が出てくる日活ロマンポルノ↓

濃厚なラブシーン…

先述した映画全体の静かな雰囲気の中で一層引き立っているのが濃厚なセックスシーンです。不倫映画ということもあり、中島と悦子のセックスはバレないようにする場面が何度もあります。そんな環境下でセックスをするので、喘ぎ声などは極力押し殺さなければなりません。快感が高まれば、押し殺せない喘ぎ声が滲み出てしまいます。こうしたリアルな描写が本作の生々しく濃厚なセックスシーンを作り上げています。
大きな喘ぎ声もそれはそれで素敵ですが、今作は映画の雰囲気と相まって、静かだが生々しく濃厚なセックスが抜群に効いてきます!
クールでハードボイルドな中島
ご覧のように今作で主人公の中島は、終始サングラスをかけたままです。僕の記憶では彼がサングラスを外すシーンは無かったように思えます(笑)このサングラスに加えてダンディーな髭も相まって、何ともクールでハードボイルドな空気感を終始醸し出しています。
こんなクールな中島ですが、悦子を求めるときは打って変わって情熱的です。また、中島が悦子に禁断の愛情を抱き、だんだんと悦子の虜になっていくのも今作の大きな見どころの一つでした。
中島の存在は静かな雰囲気と濃厚なラブシーンが同居するこの映画もまさに体現しているのかもしれません。
強姦がテーマのハードボイルドなポルノ↓

映画『不倫』みんなの評価
曽根中生「不倫」だけは良かった。 (@ シネロマン池袋 in 豊島区, 東京都) https://t.co/El3beGIfjz pic.twitter.com/XNw2wVbV5E
— Taraco-Sell-たらこせる (@taraco) December 18, 2016
(1986)「不倫」曽根中生に60点をつけました。,KINENOTE https://t.co/eRguzm8mPj #KINENOTE #キネマ旬報 #映画
— 道楽モン (@toshimakoyama1) September 9, 2020
<"勝手に三部作"シリーズ>曽根中生監督の「ロマンポルノ末期"異常なる性愛メロドラマ"三部作」
・『悪魔の部屋』(82)
・『刺青 IREZUMI』(84)
・『不倫』(86)
羽化した運命の美女たちを前に、すれ違うしかない男たち…大傑作『天使のはらわた 赤い教室』(79)から更に深化した、曽根美学の集大成。— Naoya Kugimiya (@NaoyaKugimiya) January 3, 2020
曽根中生『赤い暴行』『不倫』キターーーーーーーー!!『不倫』と『刺青』はもっと評価されていい作品だと思うんですよ(ちなみに『不倫』の撮影は伊藤昭裕)。これで残るは『夜をぶっとばせ』と『フライング飛翔』という難物2本ですねw
— claudine (@coldcoldlove) February 19, 2016
先日、DVDで曽根中生『不倫』(1986.10.31公開)。初見。彼の最後のロマンポルノだけど、そこにかつての力はなかった(、と感じた)。そう考えると、小沼勝は『箱の中の女2』(1988.2.27公開)で最後まで魅せてくれた(、と思う)。これは、ロマンポルノ以外に行ったか行かなかったか、の違いだろうか……。 pic.twitter.com/RmKQtyjiui
— 内田 達夫 (@tu1967lv1906) July 5, 2018
映画『不倫』まとめ
日活屈指の監督・曽根中生が「ハレンチ学園」で頭角を現した児島美ゆきを迎え、禁断の愛を描いた作品!それが『不倫』です!
一般の不倫を描いた作品にあるような激烈な修羅場は無く、映画自体は基本的に静かで淡々とした雰囲気が漂っています。そんな全体の雰囲気の上に生々しく濃厚なセックスシーンが入っており、抜群の相乗効果を生み出しています!
本作で色気と危うさに溢れた人妻を演じた児島美ゆき、ハードボイルドな男を演じた流山児祥の名演技も見ものです!
ロマンポルノ好きやフィルムノワールチックな雰囲気の映画が好きな方は一度見てみてはいかがでしょうか?
* 紹介した作品の各VODの配信情報は2020年10月のものになります。