『友だちのパパが好き』…友人の父親に恋をする女性の常識に囚われないまっすぐすぎる恋と、家族や周囲の人々を巻き込んだ混乱を描いた人間ドラマです。
このページでは『友だちのパパが好き』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
濡れ場・見どころ・感想なども紹介していますので、作品の簡単な概要だけ知る事も出来ます。
目次
映画『友だちのパパが好き』はどこで見れる？
『友だちのパパが好き』を配信しているVODは以下になります。
| U-NEXT | ○ |
|---|---|
| Hulu | × |
| DMM TV | ○ |
| 楽天TV AV見放題 | × |
| TSUTAYA DISCAS | △ |
映画『友だちのパパが好き』の視聴にオススメなのはDMM TV
僕が一番お勧めしたいVODはぶっちぎりでDMM TVです。
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映画『友だちのパパが好き』をU-NEXTで見る！
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映画『友だちのパパが好き』あらすじ
女子大生の箱崎妙子は親友の吉川マヤから、妙子の父親・恭介のことが好きだと突然告げられる。あきれる妙子。笑い飛ばす妙子の母親・ミドリ。しかし、その日を境にマヤは恭介に猛烈なアタックを開始する。一方、恭介には長年の愛人・ハヅキがいた。
映画『友だちのパパが好き』基本情報・キャスト
製作：2015年製作・日本・ドラマ、恋愛、エロ、不倫、熟女（2015年12月19日）+R15
監督：山内ケンジ
脚本：山内ケンジ
出演者：吹越満 岸井ゆきの 安藤輪子 石橋けい 平岩紙 宮崎吐夢 金子岳憲 前原瑞樹 永井若菜 牧田明宏 島田桃依 岡部たかし 白石直也 山村崇子 金谷真由美 高畑遊 小柳まいか 佐久間采那 大石綾子 山口奈緒子 ふじきみつ彦 山村麻由美
映画『友だちのパパが好き』見どころ2選！
『友達のパパが好き』は第28回東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 公式出品された作品です。監督は、CMディレクターや劇作家としても活躍する山内ケンジが務めます。
ストーリーは浪人生のマヤが親友・妙子のパパに猛アタックし、その影響で家族や周りの人たちに混乱を巻き起こすとういうもの。
また登場人物も、妻子がいるのに愛人を妊娠させ、娘の友達にまで手を出すダメ親父、乳がんと夫の浮気に苦しむ妻、唯一まともな娘、年上好きの友達、ダメ親父の愛人、生徒に手を出す教師のストーカーなど基本的に皆どこかに闇を抱えています。
女の怖さを体感できるとともに、彼女のとんでもない行動力に驚かされること間違いなしです。
父と娘のラブストーリー↓
真っ直ぐすぎる恋
『友だちのパパが好き』の一番の見どころは、安藤輪子演じる吉川マヤの真っ直ぐすぎる恋です。母子家庭で育ったマヤは、父親のような年上の男性に強く惹かれる傾向があります。過去には高校の教師と付き合っていたこともありました。
今回その対象となったのが、親友である霜崎妙子の父親、霜崎恭介です。マヤは全く気持ちを隠すことなく、直接恭介にアプローチを試みます。駅で待ち伏せしたり、カフェで話しかけたりとほぼストーカーにしか見えません。
さらには直接「好きだ」と告白するなど、彼女の行動は驚くほど率直で大胆です。
この恋心は単なる「ファザコン」ではなく、彼女自身が「純愛」と信じる気持ちから来ています。マヤの一途な姿勢と、それに対する周囲の反応が描かれることで、観客は彼女の純粋さと危うさに共感し、引き込まれるでしょう。
特に、親友の妙子に「お父さんが好き」と真剣に告白するシーンは、友情と恋愛の間で揺れる彼女の心を如実に表現しており、感情の複雑さを強く感じさせます。
老人と美女のラブストーリー↓
映画『友だちのパパが好き』のヌードやエロい濡れ場シーン
作中で恭介の妻ミドリを演じるのは『天空の蜂』などにも出演した石橋けいです。彼女の演技は非常にリアルで、ミドリの心の葛藤や苦しみを見事に表現しています。
ミドリは夫の恭介の浮気と自分の乳がんの発覚という二重の苦しみに直面します。そのため、彼女が見せる濡れ場は、単なる性的なシーンではなく、ミドリの内面的な苦悩や複雑な感情を深く掘り下げたもので、我々に強烈な印象を残してくれます。
職場の同僚とのSEXシーンでは、泣いたかと思いきや急に笑い始めたりと情緒不安定で、おかしくなり始めている様子が伺えました。
また特に印象的なのは、家族皆で食卓を囲む際に、ミドリが自分の感情を解放するシーンです。夫の浮気に対する怒りと、自分の病気に対する不安が交錯し、ミドリの内面の複雑な感情が表れます。離婚間近の過程のリアルをみているようで、心が苦しくなります。
映画『友だちのパパが好き』予告編
映画『友だちのパパが好き』感想
ダメ親父恭介
『あまちゃん』『冷たい熱帯魚』などの人気作にも出演する吹越満が演じる恭介は、典型的なダメ親父でありながらもどこか憎めないキャラクターでした。
女性関係にだらしなく、家庭内でもトラブルを引き起こす恭介ですが、その裏には人間味溢れる一面もあります。彼の行動は一見すると無責任であり、周囲の人々に多大な迷惑をかけますが、彼の中にはどこか憎めない愛嬌が感じられました。
愛人を妊娠させ、高校を卒業したばかりの娘の親友に手を出すのはクズすぎますよね（笑）愛人と一緒になるために妻と離婚したはずなのに、妊娠中の愛人をほったらかしにして、マヤとホテルに行くのには苦笑いが出ました…
しかし彼のダメ親父ぶりが物語にコミカルな要素を加えてくれたので、少しはいいところもあったということで…
ストーカー化する元彼・田所
マヤの元彼で元担任の田所もまた、やばいやつでした。教師にも関わらず未成年の生徒に手を出しストーカー化し、最終的に恭介をナイフで刺すという狂気の沙汰には驚かされます。彼は必死に彼女に復縁を迫りますが、彼の行動のせいでかえって2人の仲がより深まるという皮肉な結末に。
電車に飛び込もうとするシーンもあったりと、かなり追い詰められていた様子だった彼。いい歳した大人をそこまで依存させるなんて、マヤの魅力が恐ろしすぎます。恭介のこともしっかりとゲットしていたし、若くしてここまで凄い彼女の将来どうなるのか見届けたくなりますね。男の恨みを沢山買っていそうなので、長生きはできなさそうですけど…。
またマヤの恋愛傾向を見るに、恭介との関係も長くは続かないでしょうね。恭介が田所のようにストーカー化する未来が、なんとなく浮かんできてしまいました。
映画『友だちのパパが好き』まとめ
『友だちのパパが好き』は、マヤの独壇場を楽しむ作品でした。彼女に振り回される周りの人たちが不憫でしたが、彼らもまたグズな人間たちだったので自業自得です。
また、単なる恋愛映画ではなく、人間関係の複雑さや登場人物たちの内面の葛藤や成長を丁寧に描いており、皆誰かしらの登場人物たちの心情に共感することできるのも素晴らしいと思います。
誰の目線で見るかによって、観終わった後の感じ方も変わってくる作品となっているので、気になった方は、是非ご覧になってみてください。
＊ 紹介した作品の各VODの配信情報は2024年6月のものになります。
