『ダブルベッド』…抑えきれない性の欲望から不倫関係に走る男女を描いた、エロティックメロドラマ作品です。
このページでは『ダブルベッド』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
また、あらすじ・見どころ・ネタバレなども紹介していますので、作品の概要だけ知る事も出来ます。
Contents
映画『ダブルベッド』の無料視聴方法
『ダブルベッド』を配信しているVODは以下になります。
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Hulu | × |
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FODプレミアム | × |
TSUTAYA DISCAS | △ |
映画『ダブルベッド』の視聴にオススメなのはU-NEXT

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映画『ダブルベッド』あらすじ

加藤敏幸とその妻、雅子はある男の葬式に出席していました。
その帰り道、二人が昔なじみの居酒屋へと入ります。そこには敏行の旧友である作詞家の男、山崎とその交際相手、理子の姿がありました。
思い出話に花を咲かせ、盛り上がった一行は、加藤夫妻の家で飲み直すことにします。
しかし、理子は彼らの話の輪に入れず、一人帰宅するのでした。
加藤夫妻のアパートに到着すると、疲れていた敏行はすぐに寝てしまうのでした。残った山崎と雅子は、二人きりで、晩酌を始めます。
酒が進んでくると、二人はかつて身体の関係があったことを思い出します。山崎が作詞した曲をかけると、一気に官能的なムードへと盛り上がり、山崎は雅子の胸を揉み出すのでした。
しかし、敏行への罪悪感からか、二人はそこで行為をやめます。高まった性の欲動を抑えきれなくなった雅子は、すぐに敏行とセックスを始めました。
気まずくなった山崎は、加藤宅を後にします。
山崎は理子のもとへと向かいました。そして彼も高まった性欲を吐き出すように、彼女と激しくセックスをします。しかし、男性恐怖症のきらいがある彼女との仲はあまりうまくいっていなかったのでした。
山崎は雅子が忘れられず、加藤宅へと電話をかけます。そして二人は、デートの約束を取り付けるのでした。

映画『ダブルベッド』基本情報・キャスト
製作:1983年製作・日本・エロ、ロマンス(1983年8月5日)R18+
監督:藤田敏八
脚本:荒井晴彦
出演者:大谷直子、石田えり、柄本明、岸部一徳、高橋ひとみ 他
映画『ダブルベッド』見どころ3選!
抑圧された大人の欲望を描き出す

本作はエロス大作と銘打たれ、1983年に製作された日活ロマンポルノ。
監督はその後、俳優としても活躍した藤田敏八が務めています。脚本は荒井晴彦で、彼は去年監督脚本を勤めた『火口のふたり』が非常に高く評価され、キネマ旬報ベストテンで第一位を獲得していた事が記憶に新しいですね。
一見するとストーリーはよくある不倫話を描いた、昼ドラテイストな作品に見えますが、そこは日活ロマンポルノ!凡庸な作品ではございません。不倫関係に伴う罪悪感や、葛藤、そしていけないとわかっていても欲望に向かってしまう人間の滑稽さを、時にしっとりと、時に情熱的に描き出した本作は、映画的な魅力に満ちた、見ごたえたっぷりな作品となっております。
大人のエロスがもたらす、複雑な男女間の感情の動きに是非注目して御覧ください!

俳優たちが集結!

本作は有名キャストを起用したエロス大作として製作されたため、集結した面々はやはり超豪華です!
特に注目なのが、今や超名優の柄本明と岸辺一徳が出演している点です。それぞれ不倫する男とされる男を演じた彼らの抑えた演技は、非常に自然で、すでに大俳優としての貫禄を備えています。最近の作品の柄本明は、味のあるおっさんという印象が強いですよね(笑)
しかし、本作では女とヤりまくるモテモテ色男という、現在のイメージからが想像しにくい役を好演しております。しかもバッキバキのマッスルな肉体まで披露するのだから、そのカメレオンぶりには驚かされます。
そして有名監督の鈴木清順も、ちらっとカメオ出演しています。どこに出演しているか、ぜひ見つけてみてください!
女性陣も超豪華!

男性陣に負けず劣らず、出演女優もなかなかの豪華ぶりです。不倫する人妻を演じる大谷直子の三十路を迎えて油の乗ったムチムチな肉体は、とにかくエロく、女の臭いが香ってくるような、大人の色気を全身にまとう彼女の演技と肉体美は非常に魅力的です。パーマをあてたヘアースタイルも、時代を感じる趣があります(笑)
それとは対象的に若さみなぎっていたのが、石田えりと高橋ひとみです!当時、石田えりは22歳、高橋ひとみは21歳という、びっくりするほどの若さ!
とくに、高橋ひとみの美しさが非常に印象的で、ほっそりした身体にたわわに実った、綺麗な形の胸に釘付けにされること間違いなしです。
映画『ダブルベッド』予告編
捜索中です!見つけ次第記載します!
映画『ダブルベッド』ネタバレ
山崎と雅子の関係の結末は…

雅子はワクワクしながらめかし込み、山崎とのデートに向かいます。二人はバーで軽く酒を飲んだ後、ホテルへと向かい情事にふけるのでした。
理子は勤務先の図書館に来る男と肉体関係を持ちますが、山崎のことが忘れられません。彼のもとに向かい、やり直そうと話しますが、性に奔放でありたい山崎は、彼女を突き放すのでした。
山崎と雅子の不倫関係は、日々激しさを増していきました。そんなとき、敏行が出張で四日ほど家をあけることを二人は知ります。
主を留守にした加藤宅で、二人は激しく身を重ねます。しかし、出張が中止になった敏行が帰ってきてしまいます。二人はなんとかごまかそうとしますが、敏行に二人の不倫関係がバレてしまうのでした。
バレた後も、山崎の家で関係を続ける二人。
敏行が山崎の家へとやってきます。そして敏行は自分も不倫していたことを雅子に打ち明けます。そして家庭を守るため、彼女に帰ってきてほしいと頼むのでした。しかし彼女はそれを拒否します。
一方、理子は山崎と離れた孤独から、気を落としていました。心配した由子に相談を受けた山崎は、理子のところへと戻ります。そして彼女と一緒になることを決めるのでした。
山崎の家に一人残された雅子は、悶々としながら過ごしていました。抑えきれなくなった彼女は、お皿の回収にきた寿司屋の店員と肉体関係を結びます。
そして雅子は、彼の配達用バイクの荷台に乗り込み、あてもなくどこかへと旅立っていくのでした。
映画『ダブルベッド』感想
一流俳優の演技と演出が光る!

豪華キャストが集結したエロス大作だけあって、演技も演出も単なるポルノ作品と一線を画した、映画的表現が多く盛り込まれている魅力的な作品でした。
人妻の雅子が、不倫相手の山崎とデートの約束を取り付けて、ウキウキとおめかしする場面。鏡に映った息子を見て、ぎょっと驚くといった演出は、彼女の後ろめたさをうまく表現していたシーンでした。
そしてやっぱり印象的だったのが、岸部一徳と柄本明の掛け合いです。不倫された旦那役の岸部と、不倫する男役の柄本が、酒を飲みかわしながら、話し合うシーンの緊張感の作り方がなかなか面白かったです。分かりやすく罵りあったりしないで、あくまでも大人の対応で、理路整然と対応する岸部一徳の演技が妙にリアルでした。ただ感情を表に出さないように努めてはいますが、端々で妻の浮気相手への殺意が見えるところも非常に上手いです。
チーズかなんかを切るために台所から包丁を持ってくるシーンは、あの場の緊張感が一気に盛り上がる瞬間でした(笑)
そして妻が浮気していると知ったあとの一人キャッチボールシーンも白眉。雨が降りしきる中、屋上で一人寂しくボールを壁あてする様は、なんとも切なく、セリフに頼らないキャラクターの心情を表現した非常に映画的なシーンでした!
人間の不器用さ

とにかく本作で印象的だったのが、人間の不完全さや不器用さを赤裸々に描き出していた点です。当たり前ですが、不貞を働く事は絶対的にタブーであり、一瞬にして身を滅ぼしかねない犯罪同様に危険な行為であると思います。
しかし、いつの時代でもこうした不貞行為に走る男女は、後を絶ちませんよね。女性経験が極端に少ない僕からすると、そこまでして何故危険を冒すのか、理解に苦しむことが多々あるのです……。
しかし本作を見ているとなぜそうなってしまうのか、少しわかった気がします。物語の冒頭、葬儀の場面。中学の教師とその生徒が肉体関係を持ち、無理心中したことが明かされます。彼らは車の中で排気ガスにより自殺をしたのでした。そして主人公である加藤夫妻が、家に帰ろうとした時、一台の自動車が目に入ります。その自動車の座席には白いシートがかけられていました。それはまるで、布を被せられ、死体安置所に置かれた死体を連想させます。そこにタイトルバック。
このように、本作は冒頭から死の香りを放ち、不気味に幕を開けます。
これはこの先、不貞関係を働く雅子の行く末を暗示するようでもあるし、すでに雅子の中にある抑圧された性的欲求に釘を刺す、後ろめたさを象徴するような、非常に印象的な場面でした。
しかし雅子は夫と子供を裏切り、山崎との不倫に走ります。頭ではいけないとわかっていても、抑えきれない欲望。そして結婚という束縛から開放され、激しくセックスにあけくれていく雅子の姿は、次第に生き生きとしてきます。
人間社会を上手く生きるためには、こうしたリスクが伴う快楽を抑え込み、現実原則にしたがって生きていかなければなりません。しかし、快楽を享受せず、安全で無味乾燥な、なんとなく過ぎ去っていく日常に甘んじることは、果たして本当に生きていると言えるのでしょうか?
むしろ目の前に現れた快楽をひたすら貪り、流れに身を任せた方が、人は自身が“生きている”ということを実感できるのかもしれません。
そして快楽がもたらすリスク、つまり“死”を意識することで、人間はより一層、“生”を意識できるのではないかとも思うのです。
決して僕は不倫行為を肯定する訳では無いですが、人が人としての生きるには、時に倫理や理性を超えた先に見える即物的な快楽を欲し、抑圧された欲望を吐き出す必要があるのではないか……なんてことを考えさせられる作品でした。
ポルノの枠に収まらない傑作です、男女が織り成す濃密な人間ドラマをぜひご堪能ください!
女性の身体を通して語られる生と死の物語↓

映画『ダブルベッド』みんなの評価
映画『ダブルベッド』★★★3.1点。 岸部一徳とか柄本明とか
やっぱり今のじじい姿の方が
ずっとかっこいいよなーと思うただ岸部一徳に柄本明みたい… https://t.co/VZ6s3491tH #Filmarks #映画
— てぃだ。 (@iha_kin) July 19, 2020
日曜はシネマヴェーラの特集上映「官能の帝国4」から、「エロス学園 感度ばつぐん」「ダブルベッド」を鑑賞。エロス学園はバカ映画でかなりワロタ。犯しの竜の設定、なんだありゃ(笑)ダブルベッドは柄本明がカッコよかった。映画の内容は。。いろいろ考えさせられたな。
— インフェルノ (@inferno0426) May 9, 2011
@2500LBD @Simon_Sin ATG映画の大谷直子主演『ダブルベッド』はかなりえぐかったです。ドロロンえん魔くんの歌をうたって国会議員だった人が書いた原作と知ったときは、かなりびびりました。ちなみに若い頃の柄本明も見られます。
— Madokaなう♡ (@madosax) October 1, 2011
『ダブルベッド』観る。予想以上にエロかった。柄本明と大谷直子の不倫話だが、途中、鈴木清順がゲスト出演でいい味出してる。彼の『ツィゴイネルワイゼン』は本作の監督、藤田敏八が出演した大谷直子との不倫話だった。世代を越えた映画監督同士の交換日記ならぬ交換映画なのかも。
— 佐清丸 (@kurohikosan) May 13, 2011
ダブルベッド @ラピュタ阿佐ヶ谷 ロマンポルノの枠を超えてエロい一般映画といった感じ。時間も100分越えのロマンポルノにしては長尺だし出演者も一般作並み。柄本明と大谷直子(柄本の友人一徳の奥さん)の不倫を中心に大人の恋愛を描いた作品だが不思議な空気感はロマンポルノっぽい所がある。
— ぎっちょんぱ (@gicchonpa) December 9, 2012
映画『ダブルベッド』まとめ
ロマンポルノはただのポルノにあらず!時折挟み込まれる象徴的なシーンによって、複雑な男女の感情を表現していく、映画的魅力に溢れた作品でした。
出演陣も超豪華で、名優の柄本明と岸部一徳も出演!彼らの自然な演技には注目です。
大人の色気をビンビン感じさせる、大谷直子の美しさは素晴らしいです、そして若かりし頃の高橋ひとみの美しさたるや、みずみずしく、可憐な魅力を爆発させたその姿には、心を奪われてしまいます(笑)
そして本作を観た後は、自分の抑圧していたものを吐き出したかのような気分にさせられ、不思議とスッキリさせてくれる点も本作の魅力だと思います!
複雑な人間ドラマに重きを置いた作品が好きな方は特にオススメの作品です。
* 紹介した作品の各VODの配信情報は2020年9月のものになります。