『実録 阿部定』…相手を愛するあまり、男性を殺し、局部を切り落とす話です。
このページでは『実録 阿部定』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
濡れ場・見どころ・感想なども紹介していますので、作品の簡単な概要だけ知る事も出来ます。
目次
映画『実録 阿部定』の無料視聴方法
『実録 阿部定』を配信しているVODは以下になります。
DMM TV | ○(無料期間有り) |
---|---|
FANZA 見放題ch | △ |
Hulu | × |
楽天TV AV見放題 | × |
TSUTAYA DISCAS AV見放題 | × |
映画『実録 阿部定』の視聴にオススメなのはDMM TV

僕が一番お勧めしたいVODはぶっちぎりでDMM TVです。
DMM TVの魅力は何と言っても月額550円で約19万本の動画が見放題で視聴できる所にあります。
月額550円と超安価ですが、配信されている作品も、アニメ・映画・ドラマだけでなくグラドルのIVまで用意されており、コスパは最強レベルの動画配信サービスです!
特にアニメ配信は強く、最新クールのアニメ作品の配信率業界トップを目指しているだけあって、ほぼ全ての最新アニメが配信されています!
そして忘れてはいけないのがFANZA TVです!FANZA TVとはDMM TVに登録すれば見れるようになるFANZAの見放題配信サービスです!日本のいや世界のエロ業界を支配していると言っても過言ではないFANZAの見放題サービスですからアダルト動画の質は申し分ありません!
550円は余裕で回収できるので、安い見放題サブスクを探している方に最もお勧めできるVODはこれです!
もちろん無料期間もあります(無料期間で解約すればタダ)、そして無料期間でも1か月分の月額費と同じ550円分のポイントを貰えるという神サービスとなっております!
無料期間+月額料金分のポイント配布はヤバすぎるサービスなので迷ったらDMM TVにしておけば間違いないです!
※DMM TV加入でFANZA TVも利用できる(無料期間から可)
※無料期間中に退会すればタダ
映画『実録 阿部定』あらすじ

「外の光が邪魔なのよ」…。雨戸を閉め、吉蔵(江角)の匂いが、逃げないようにする定(宮下)。もう、この待合で二人っきりになって、どれだけ経つだろう。彼女は布団も代えさせようとはしない。「布団にもこの人の匂いが染み込んでるんだから…。」それが定の言い分だ。二人の交わりは、さらに危険な方向へと進んでいく。吉蔵の首を締める定は、嬉しそうに言う。「吉さんが私の中でピックピクしてる。」だが、吉蔵の体が弱り、一旦家に帰ることを提案したことから、定は彼を絞め殺してしまう。「もう誰にも触らせないよ。誰にも…。」“男”を切り取った定は、吉蔵の足に、敷布に“定・吉二人”“定・吉二人キリ”の血文字を書き、手に“定”と彫り刻む。そう、吉蔵は、ついに定だけのものになったのだ!“誰もがすること”をして“誰もがしなこと”を実在の女性・阿部定!『四畳半襖の裏張り』の宮下順子と江角英明の名コンビを得て名匠・田中登が濃密なタッチで描く究極の男と女の世界!

映画『実録 阿部定』基本情報・キャスト
製作:1975年製作・日本・R18+
監督:田中登
脚本:いどあきお
出演者:宮下順子 江角英明 坂本長利 橘田良江 千草蘭 大谷木洋子 水木京一 五條博 小泉郁之助 久松洪介 庄司三郎 花柳幻舟

映画『実録 阿部定』見どころ2選!
宮下順子の圧倒的な演技力

宮下順子が演じる阿部定は、愛に溺れ狂気へと堕ちていく女性で、愛する男性への執着心と、それが狂気へと変わっていく過程を見事に表現しています。特に、愛人との関係が深まるにつれて、彼女の内面が徐々に崩壊していく様子は、観る者の心を強く揺さぶります。
その演技力は、当時の日本映画界でも高く評価されており、彼女の代表作と言って良いでしょう。彼女の熱い眼差し、華麗な所作に心を鷲掴みにされました!
麻美ゆま演じる阿部定↓

昭和初期の雰囲気を再現した美術と衣装

本作では、昭和初期の日本の風俗や社会背景をリアルに再現されています。当時の日本は、戦前の混乱期であり社会全体が不安定な状況にありました。
その中で女性の生き方や性に対する価値観も大きく揺れ動いていました。本作はそうした時代背景を巧みに描き出し、阿部定という一人の女性の生き様を通して当時の社会の矛盾や問題点を浮き彫りにしています。
物語が進んでいくほど、この作品が1975年に作られたものとはにわかに信じられないくらい当時にタイムスリップしたような気持ちになりました!
昭和初期の長崎を舞台にした任侠ロマンポルノ↓


映画『実録 阿部定』のヌードやエロい濡れ場シーン
殺人の引き金になるハードプレイのオンパレード

阿部定が愛した相手は料理屋「吉田屋」の主人である石田吉蔵でした。石田吉蔵役は『四畳半襖の裏張り』に出演している江角英明が熱演していおり、宮下順子も同作に出演しているので、このコンビを見ていると安心感が湧いてきます。
そのせいなのか、エロシーンの空気感もバッチリでした!「吉さん」と色っぽく呼ぶ宮下順子の色気、それに応える吉蔵の男らしさは演技には見えません。


前半のエロシーンでは指を噛んだり手首を縛ったりするプレイはあるものの、首締めまでは発展しませんでした(定が包丁を出すたびにドキッとはしましたが…笑)。強く抱き合い、激しく舌を絡ませていた2人が「首を締めると快感が増す」ことに味をしめてから、セックスが過激になっていきます。

腰紐で吉蔵の首を絞めて思い切り引っ張る定の表情はどこか恍惚としているように見えました。吉蔵も本気でイッているようにも見えましたが、三途の川を渡っているようにも見えました。この「首絞めプレイ」、挿入されたままおこなっていると思うと背筋がゾクッとしますね。
映画『実録 阿部定』感想
愛と狂気が紙一重であることを痛感させられる作品

本作を観て感じたのは、愛と狂気が紙一重であるということです。阿部定は愛する男性への想いが強すぎるあまり常軌を逸した行動に出てしまいます。その姿は決して他人事ではなく、誰しもが持つ可能性のある感情の暴走を描いているように見えました。
また、宮下順子の演技力や昭和初期の雰囲気を再現した美術や衣装も素晴らしく、作品全体の完成度を高めていて、後半はドキュメンタリーを見ている気分になりました。これは田中登監督の手腕ですね。阿部定事件がどのような経緯で殺人に至ったのかを知れるのも良かったです。知っていても結末の壮絶さに言葉を失ってしまいましたが…。定は証拠隠滅どころか自分の名前を残していますからね…。歪んだ愛情ではありますが吉蔵とずっと一緒にいたい気持ちが伝わってきました。

事件が事件だけにエロティックな描写も多いですが、それ以上に人間の深層心理に迫る作品として多くの人に観ていただきたい作品です。
映画『実録 阿部定』まとめ
「実話」という重みを持ちながら、そこに愛と欲望、そして狂気が複雑に絡み合う異色作です。だからこそ、エロティックな要素だけを求めて観た人にも、意外なほど深く刺さってくるでしょうし、サスペンスや人間ドラマを期待して観た人にも「なにかしらの傷跡」を残していく…何度観ても「くらってしまう」作品だと思います。
まさに、観る者を選ぶ映画と言って良いかも知れません。そして観ているうちに、阿部定という女のことが、少しだけ愛おしく思えてくるかもしれません。
日活ロマンポルノ作品をお探しの方は↓

アダルトVOD選びに悩んでいる方は↓

* 紹介した作品の各VODの配信情報は2025年2月のものになります。