『牝猫たち』…孤独を抱えて現代社会を生きている全ての女性の人生を讃歌するポルノ映画です。
このページでは『牝猫たち』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
また、あらすじ・見どころ・ネタバレなども紹介していますので、作品の概要だけ知る事も出来ます。
Contents
映画『牝猫たち』の無料視聴方法
『牝猫たち』を配信しているVODは以下になります。
U-NEXT | ○ |
---|---|
Hulu | × |
dTV | × |
FODプレミアム | ○ |
TSUTAYA DISCAS | △ |
映画『牝猫たち』の視聴にオススメなのはU-NEXT

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映画『牝猫たち』あらすじ

池袋にある派遣型風俗店“極楽若奥様”で働くデリヘル嬢の雅子(井端珠里)は、多額の借金を抱えて住む家を失い、毎晩ネットカフェで寝泊りする生活を送っています。
雅子の同僚でシングルマザーの結依(真上さつき)は幼い息子をネグレクトしており、ベビーシッター代わりにネット上で出会った素性もわからぬ若い男に子どもの世話を押し付けて働きに出掛けます。
同じく雅子の同僚で主婦の里枝(美知枝)は、病気が原因で不妊症になってしまい、さらに夫の浮気も重なってデリヘル嬢として働き始めましたが、どんな形であれ他人から自分が求められているということにやりがいを感じています。
結依は客のお笑い芸人・谷口(村田秀亮)に好意を抱き、なし崩し的にセックスをします。また、里枝は妻に先立たれた孤独老人・金田(吉澤健)の寂しさを癒すかのようにデートを重ねます。そして、雅子は常連客の引きこもりの男・高田(郭智博)からネット上に雅子を中傷する動画が流出していることを知らされます。
そんな都会の片隅で生きるデリヘル嬢の愛と孤独を描く物語──。

映画『牝猫たち』基本情報・キャスト
製作:2016年製作・日本・エロ・ドラマ(2017年1月14日公開)R18+
監督:白石和彌
脚本:白石和彌
出演者:井端珠里、真上さつき、美知枝、音尾琢真、郭智博、吉澤健、白石和子、吉村界人、村田秀亮、久保田和靖
映画『牝猫たち』見どころ3選!
現代日本の闇を描いた社会派ロマンポルノ!

今や日本映画界を代表する存在となった白石和彌監督(『凶悪』『孤狼の血』『ひとよ』)が初めてロマンポルノに挑んだ本作は、孤独を抱えながら都会で生きる女性の力強さを描いた物語となっています。
また、各キャラクターの背景にはワーキングプア・児童虐待・シングルマザー・独居老人・引きこもりといった現代日本が直面している諸問題が描かれており、エロいけどシリアスな官能映画となっています。日活ロマンポルノ製作45周年を記念して企画された“ロマンポルノ・リブート・プロジェクト”の5作品の中で最も社会派的な作品と言えるでしょう。
日活ロマンポルノ リブートプロジェクト作品↓



デリヘル嬢を演じきった女優魂!

映画初主演にしてフルヌードで濡れ場シーン&青姦に果敢に挑んだ井端珠里、撮影時は二十歳だったにも関わらず亀井享監督作『アルビノ』(2016)に続いてヌード披露&キメセクシーンまで体当たりで演じた真上さつき、マーティン・スコセッシ監督作『沈黙/サイレンス』(2015)にも出演していながらヌード披露&死姦プレイまで演じた美知枝と、三者三様の魅力を放つ女優たちの熱演から目が離せません!
知名度が高くない女優を抜擢することで、「実際に池袋の風俗店で働いていそう」というリアリティーも生まれるのでナイスなキャスティングです。
中村優子がデリヘル嬢として働く↓

女性にこそ見て欲しい!

本作に登場する女性キャラは常に寂しさや居場所の無さを抱えながら生きています。「嘘じゃなくて真実が知りたい」「愛が欲しい」「自分が求められたい」……そんな彼女たちの孤独感や生きづらさは、現代社会を生きる多くの女性たちにとっても身近に感じられるものではないでしょうか。
過酷で悲惨な境遇を生きざるを得ない女性たちの人生を、否定しないで応援するかのようなラストシーンは、まさに女性讃歌と言える感動的な名シーンとなっています。
女性蔑視が凄い女性にお勧めできない昔のロマンポルノ↓

映画『牝猫たち』予告編
(65秒公式予告)
映画『牝猫たち』ネタバレ
3人のデリヘル嬢が辿る物語の結末は…

雅子の中傷動画は従業員の堀切(吉村界人)によって盗撮されたものでした。高田の仕掛けによって動画サイトが炎上し、身元が特定されてしまった堀切は店を辞めさせられます。しかし、その動画のおかげで逆に雅子を指名する客は増えたのでした。
谷口からライブの誘いを受けた結依は、雅子と里枝を誘って観覧に行きます。余興の漫才が終わって緊縛ショーが始まると、雅子と里枝はステージに上がって緊縛体験を楽しみます。一方の結依は、舞台裏で谷口に鎖で繋がれ、クスリを飲まされてセックスに耽ります。
ショーが終わった後で里枝と別れた雅子は、その足で高田の部屋へと向かいます。激しくキスを交わした後で雅子はセックスを求めますが、高田から拒絶されてしまいます。
翌日、約束の時間になっても結依は息子を迎えに来ず、若い男が結依に催促の電話を掛けている隙に結依の息子は姿を消してしまいます。
指名を受けて金田の自宅を訪れた里枝は、金が尽きた金田から「一緒に死んでくれ」と首を絞められます。しかし、金田はどうしても里枝を殺すことができず、逆に「殺して欲しい」と里枝に頼みます。里枝は金田の願いを受け入れ、金田を絞殺しながらセックスをします。
堀切の暴露動画が原因で警察に摘発された“極楽若奥様”は閉店するはめに陥ります。その様子を面白がって見物している高田に対して嫌悪感を抱いた雅子は、高田をマンションの屋上へと連れ出します。
雅子は、高田となら親密になれるかもしれないと思っていましたが、高田にとって雅子は所詮デリヘル嬢の一人という存在でした。そんな高田に向かって雅子は「逃げないで、まっすぐ私を傷つけてよ」と言ってセックスを求めます。そして二人はデリヘル嬢と客という関係性ではなく、男と女として激しく体を重ね合います。
里枝は警察に逮捕され、連行されていきます。その現場の前を通り過ぎる若い男のもとに、ようやく結依から連絡が入ります。数時間前に、必死の思いで結依の息子を探し出すことができた若い男は、「嫌だったら無理に帰らなくてもいいからな」と語り掛けますが、結依の息子は母親の元へ帰ることを選びます。
雅子は、“極楽若奥様”の店長から「最後だから…」と餞別代わりに金で買われてセックスをします。セックスを終えて夜の街をひとり彷徨い歩いた雅子は、道端に座り込んで途方に暮れてしまいます。すると、車に乗った堀切が現れて「一緒にデリヘルやりません?」と雅子を誘います。雅子は一度は断りますが、堀切から「雅子さんも生きていかないといけないじゃないっすか」と言われて思い直すと、颯爽と車に乗り込むのでした──。
映画『牝猫たち』感想
ポルノよりロマンを重視…

「AVやインターネット上のアダルト動画で直接的なエロ描写が簡単に見られる時代におけるロマンポルノ映画はどうあるべきか?」と悩んだ結果、白石監督が出した答えは「ポルノよりも“ロマン”を描く」というものでした。
確かに、本作で描かれるセックスからはエロさよりも切実さがヒシヒシと伝わってきます。白石監督曰く「ロマンとは生きていくということ」とのことなので、生命を生み出す根源的な愛のある行為としてセックスを描くのではなく、デリヘル嬢である彼女たちが生きていくための手段として描いているから、あまりエロさを感じられないのかもしれません。
むしろ、セックスで簡単に身体は繋がることができるけど、孤独を抱えて生きている彼女たちが本当に求めているのは心と心の繋がりであり、そんな当たり前に思える望みが決して叶わないことが伝わってくるので、見ていて切ない気持ちが溢れてしまいます。
ポジティブなラストに感動…

彼女たちは愛を求めて彷徨った挙句に悲惨な境遇に陥ってしまいますが、それでも本作のラストシーンは悲壮感に支配されることはなく、彼女たちの人生を優しく肯定するような暖かい眼差しが向けられているので、胸がジーンとしちゃいました。
ここで堀切があっけらかんと言い放つ「生きていかないといけないじゃないっすか」という言葉で救われた気になるのは、雅子だけじゃないでしょう!
人生の中で、失敗したり、傷ついたり、落ち込んだり、絶望したりすることは誰にだってあるわけで……それでも“生きていく”ために立ち上がって前に進もうとする姿勢こそが大事なんですよね。どんなに辛い状況に陥っていたとしても背中を押してくれるような堀切のセリフ=白石監督からのメッセージに、誰もが明日を生きる勇気をもらえること間違いなしです!
映画『牝猫たち』みんなの評価
映画「牝猫たち」見てきました。映画の感想は…なんかもう、登場人物の寂しさに当てられて、いまめっっっちゃ切ない…。まさか、見終わってからこんな気持ちになってるとは思わなかった…。 #牝猫たち
— チホ🍺時々ちかちか (@asu_mo_hareruya) January 14, 2017
牝猫たち、もちろん1人で見たんだけど少しでも親の気配を察知すると動画を止めていたので男子高校生気分も味わえました(?)
— こ は く (@koha_9_) April 25, 2020
「牝猫たち(2017)」
都内の風俗で働く様々な事情を抱えた女性たちの話。餌(お金)がある所には猫撫で声で突然現れ、用が済めば消えていく彼女たちはまさしく野良猫。絶対にカップルで見ちゃいけない映画なのは確か。
しかし、これは男性には見てほしい。#映画 pic.twitter.com/x7yF8LXVbB
— アラサー女の映画レビュー (@2kR3YZ2nziZiw3A) December 10, 2019
「牝猫たち」
2017✨
先週観て以来、感想をうまく文章に出来ずにいて呟くのを諦めてた。結局今もうまく書けないんだけど…。観ている僕が抱える淋しさや孤独みたいなものを、映画に登場する人物たちと共有できたような気になった。共感じゃなく。必ずまた観たくなるだろうな。
音楽も最高です。 pic.twitter.com/Iwqn26WYh8— チャイ (@no_bad_vibes90s) March 13, 2020
映画『牝猫たち』まとめ

ロマンポルノでありながら現代日本を映し出した社会派映画!それが『牝猫たち』です。
これまでに『凶悪』や『日本で一番悪い奴ら』といった実在の事件をモチーフとして映画を撮ってきた白石和彌監督らしく、本作もまたドキュメンタリー的な側面を持ったロマンポルノ映画となっています。
映画の中で描かれている出来事は、どれも日本社会の中で起こって報道された事件が元ネタとなっているので、自分たちの日常の延長線上にある物語だと思えて身近に感じられるんじゃないでしょうか。(特に池袋の土地勘がある人はより親近感が湧くはず…)
また、主人公がデリヘル嬢というキャラ設定になっていますが、彼女たちが抱えている不安や孤独は決して特別なものではなく、現代社会を生きる女性の誰もが理解し共感できる感情だと思うので、女性にこそオススメの一作です。

* 紹介した作品の各VODの配信情報は2020年9月のものになります。