『大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート』…極限状態に置かれた男性がダッチワイフの虜になってしまう話です。
このページでは『大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
濡れ場・見どころ・感想なども紹介していますので、作品の簡単な概要だけ知る事も出来ます。
目次
映画『大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート』の無料視聴方法
『大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート』を配信しているVODは以下になります。
| DMM TV | ○（無料期間有り） |
|---|---|
| FANZA 見放題ch | △ |
| Hulu | × |
| 楽天TV AV見放題 | × |
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映画『大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート』あらすじ
氷雪に閉じこめられ極点観測隊は一通の電文を発信した。[われBB号作戦を敢行す・・・。]いったいBB号とは？それは性的飢餓状況に陥った隊員たちを救う高性能ダッチワイフだった。無事帰国した隊員たちは奇妙な症状に悩まされた。生身の女に欲情できない。BBでなくては！その一人、医師の大森はBBを密かに部屋に持ち込み、同棲生活を送っていた。しかし、もはやBBでは満足できない。大森はかつて愛した女の妹マリ子と出会う。暗い欲望が閃いた。マリ子とそっくりのより高性能なダッチワイフを作るのだ…！脚本の大和屋竺が生涯こだわった人間と人形の危うい境界、そこに閃く異形の愛。監督の曽根中生は大和屋と共に鈴木清順の脚本グループ“具流八郎”の中心メンバーだった。これは異能二人が描くグロテスクなコメディであり、実際、機械仕掛けの人形がギリギリと動き出すさまには思わずゾクッとさせられる。
映画『大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート』基本情報・キャスト
製作：1975年製作・日本・エロ R18＋
監督：曽根中生
脚本：大和屋竺
出演者：ひろみ麻耶 益富信孝 丘奈保美 粟津號 藤ひろ子 扇アリサ 他
映画『大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート』見どころ2選！
男だけの閉鎖空間で巻き起こる欲望のリアル
極寒の南極に取り残された男たちのもとに現れるのは、人間ではなくダッチワイフでした。この時点で、ただならぬ映画であることが伝わってきますが、その先の展開がさらに想像を超えています！
本気なのか冗談なのか、その境界を曖昧にした演出によって戸惑いながらも、いつしか作品の世界に引き込まれてしまいます。やがて、人形に対して本気で恋心を抱くようになり、初めは笑っていたはずが、どこか胸が締めつけられるような気持ちに変わっていきました。
役者たちの演技もリアルで、観終わったあとに残るのは戸惑いと、なんとも言えない余韻です。狂気的に燃え上がる性への欲望を感じました！
人間になった西洋人形↓
ダッチワイフを通して浮かび上がる人間の脆さ
もう1つの見どころは、ダッチワイフを巡って芽生える嫉妬や独占欲が、人間の恋愛感情と同じように描かれている点です。
ただの人形に過ぎないはずなのに、いつしか本物の女性のように愛される存在になっていく様子は哀しさを帯びています。南極にいると極限状態に陥りますが、その人間の心理はときに想像以上に幼稚で破滅的です。この映画は「性」と「孤独」というテーマに真正面から向き合いつつ、それをエンタメとして描き切っているように感じました。
物語が終盤に向かって加速していく中でも登場人物たちの表情がふとした瞬間に胸に迫ってきます。
映画『大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート』のヌードやエロい濡れ場シーン
南極でダッチワイフの快楽に目覚める
冒頭からダッチワイフであるBBが南極派遣の調査隊員の小笠原に侵されるシーンがありますが、ダッチワイフとの行為は当然ながら相手は無反応です。
しかし、声がとても生々しくて人間を抱いているかのような温度感を感じました。乳首をツンツンすると、ちゃんと喘いでいるんですよ（笑）当時の技術では超画期的な技術だったでしょう。
小笠原はパンツの中を確認すると正常位で挿入し、ラストはBBに振り払われて終了。BBはダッチワイフなのに動くところがすごいですね！動きは硬いですが、ぎこちなさや初々しさを感じて良かったです。
人間では満足できない程BBに沼っていく
小笠原には三重子という恋人がいましたが、南極でBBと出会ったことをきっかけに人間では満足できなくなってしまいます。三重子と結合しても上手くいかず中断したものの、三重子は食い下がり、その拍子に頭をぶつけて失神します。
すると、動かなくなった三重子を見て火がついたのか彼女をBBに見立ててセックスを始めるのです。BBのように足上げをしたり、抱きしめさせたり、セリフを言ってみたりと、小笠原の狂気的な演技に圧倒されました！
映画『大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート』感想
不思議な魅力を持った作品
最初は単なる下ネタ面白映画だと思って観はじめましたが、観終えたあとに妙な余韻が残りました。なぜなら、人間のもっとも原始的で恥ずかしい部分に、あえて正面から切り込んでいるからです。
映像はチープで設定も荒唐無稽ですが、そこに込められた「孤独」や「欲望」の描き方は想像以上に鋭い切り口です。何よりダッチワイフに本気で向き合っている俳優陣の真剣さが印象的でした、僕も思わずダッチワイフの通販サイトをチェックしてしまったほどです（笑）
それくらい惹きつけられたんです！観終わったあと誰かと語り合いたくなるような、不思議な引力を持っていると思います！
映画『大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート』まとめ
本作はエロスと虚無が交差する70年代邦画ならではの異端作です。突飛な設定と、時にシュールすぎる展開。ですがその裏側には笑って済ませることのできない「人間の本質」が見え隠れしています。
性と孤独、真実の愛とは何か。その答えをバカバカしさの中にそっと忍ばせた構成は奇妙な感情を呼び起こしてくれます。
「人を愛するってなんだろう？」そんな問いを、ちょっと変わったアプローチで投げかけてくる作品です。
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＊ 紹介した作品の各VODの配信情報は2025年2月のものになります。
