『狗神』…狗神信仰の残る山奥の田舎でその呪われた血筋に翻弄される女性を描いた物語です。
このページでは『狗神』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
濡れ場・見どころ・感想なども紹介していますので、作品の簡単な概要だけ知る事も出来ます。
目次
映画『狗神』はどこで見れる？
映画『狗神』の視聴にオススメなのはU-NEXT
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映画『狗神』あらすじ
高知の山里で静かな日々を送る美希の前に現れた青年・晃。惹かれあった2人は結ばれ、激しく求めあうように。その日から夜な夜な村人を襲う悪夢。そして村人の変死。やがて狗神筋の美希と晃の間に隠された、恐ろしくもおぞましい事実が明らかになる。
引用：狗神 U-NEXT
映画『狗神』基本情報・キャスト
製作：2001年製作・日本・ホラー、エロ、近親相姦（2001年1月27日）+R15
監督：原田真人
脚本：原田真人
出演者：天海祐希 渡部篤郎 山路和弘 深浦加奈子 遊人 矢島健一 淡路恵子 藤村志保
映画『狗神』見どころ2選！
呪われた血筋
映画『狗神』は、坂東眞砂子によって描かれた同名小説を、原田真人監督が映画化したもので、高知の山奥にある村で忌み嫌われている狗神筋の家系が引き起こす惨劇を描いた物語です。
作中での狗神とは、災いをもたらすとされ村人たちに恐れられており、主人公・美希の属する「坊之宮の直系女子」に代々受け継がれ、世話をするしきたりがあります。
一族の嫌われようと言ったらひどいもので、一族との結婚を猛反対されるなんていうのは朝飯前、悪いことは全て狗神様のせいと村八分状態です。中々信じられないかもしれませんが、坊之宮家に仇なすばあさんが心筋梗塞で死亡、バイクのおばさんが倒れ、園子が発狂して子供を殺し、首吊り自殺するなど狗神様の呪いのようなものは確かにあるんです。
全編を通して田舎の古いしきたりがある村特有の閉塞感が漂っており、ホラーやオカルト好きにはたまらない作品となっています。
村に来た女を孕ます風習↓
今も昔も変わらない美しさ
本作では若かりし頃の美しい天海祐希が主演で美希を演じますが、複雑で神秘的なキャラクターを見事に演じ分け、観客に強烈な印象を残します。
また、歳を重ねた今と作中の彼女の美しさがちっとも変わっていないのには驚かされました。
作中でも年齢にまつわる狗神の影響の描写があり、最初は白髪交じりの髪で視力も悪く40代にはとても見えない老けた容姿ですが、物語が進み狗神の力の影響が強まると白髪も消えメガネも外してしまいます。ながら観なんてしていると意外と気づかずに見終えてしまいそうですが、彼女の美しさの変化に注目して狗神様の力の凄さに恐れおののいてほしいです（笑）
映画『狗神』のヌードやエロい濡れ場シーン
実は近親相姦だった2人
天海祐希演じる美希と惹かれ合ってしまう渡部篤郎演じる晃、今となっては大御所と言って良い2人は、幻想的な雰囲気が漂う洞窟での濡れ場を披露してくれます。
残念ながら乳首などは見えませんが、宝塚出身の美しい彼女が乳首をガッツリ吸われていたり、様々な体位で乱れ狂う姿は大変貴重で、普段の凛とした彼女とのギャップにヤラれてしまいました。
実はこの2人、物語の終盤で明かされるのですが生き別れの親子です。その情報を踏まえて改めて見返すと、親子でのSEX・近親相姦という目線で見れるため、新たな興奮を呼び起こしてくれ一つの場面を2度楽しめてしまいます。
また、一瞬の登場ではありますが渡瀬美遊もヌードを披露してくれており、風呂上がりに上裸のまま登場し、お椀型のきれいな胸が目に焼き付きます。
映画『狗神』予告編
映画『狗神』感想
美希にだけ見える母親
美希の母親が既に死んでいると知った時には、驚いた方も多かったかと思います。美希の母親は亡くなっているにもかかわらず、彼女には日常生活の中で彼女の姿が見え、対話することができるのです。ずっと私達が見ていた母親の姿は美希が見ていた幻覚だなんて寒気と鳥肌が立ちました。
私達視点だと、夜な夜な２人で会話をしていて、それを家族達はこっそりと聞き耳を立てて聞いているようなシーンも有りましたが、よくよく考えてみると母親なんて存在しなく美希にしか見えていないので皆いったいどんな気持ちで聞いていたのか…。
これらの現象は坊之宮家の神秘的な伝統と深く結びついて、降霊術で母親の霊を自分に降ろしたシーンでも晃が必死に呼びかけるも、中々元の美希に戻らない姿には恐怖を感じるとともに、それをさも当たり前かのように見届けている一族の者たちも狂気的過ぎます。
惹かれ合う母と子
今作のクライマックスで明かされる、奴田原晃と坊之宮美希、惹かれ合う２人が実は母と子であったという衝撃の真実には唖然としてしまいました。美希が若い頃に産んだ子供は、死産だと思われていましたが、実際には生きて別の家族の子どもとすり替えられていて、その子供が成長し、教師として村にやってきたのが晃だったのです。彼女に対する周りの人の扱い方がひどすぎますよね…
またこの事実は、物語全体を大きく揺るがすため、２人でひっそりと紡いできた愛の意味が大きく変わってきてしまいます。自分の存在や生まれの秘密に対する混乱と葛藤が生まれるとともに、母親としてしまい妊娠までさせてしまったと考えるととんでもないことです。
この母と子の悲劇的な運命が、今作の大きなテーマである呪いと運命の重さを一層強調し、物語を深く感動的なものにしてくれました。
映画『狗神』まとめ
映画『狗神』は、狗神によって呪われた一族の物語です。
その呪われた運命の中でもがき続け恋をし、幸せをやっと掴みかけたと思いきや実は親子だったなんて、本当に呪われた血筋なんだと、運命の呪縛からはけして逃げることが出来ないんだと絶望感が凄まじかったです。
きっと狗神様の存在を信じてしまうことなるであろう本作、気になった方は是非ご覧になってみてください。
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