『女教師 汚れた放課後』…強姦事件の被害者である女教師とその冤罪にあった男性の交流を通して、お互いの心の傷を癒していく様を描いた感動ロマンポルノ作品です。
このページでは『女教師 汚れた放課後』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
あらすじ・見どころ・感想なども紹介していますので、作品の簡単な概要だけ知る事も出来ます。
目次
映画『女教師 汚れた放課後』の無料視聴方法
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映画『女教師 汚れた放課後』あらすじ
恋人とのセックスの最中に警察からの電話を受けた高校教師の咲子は、教え子のスエ子の補導を知る。スエ子は覆面男に強姦された過去を持っていた。犯人は実の父・末吉と見られたが、犯人ではないことが分かり、咲子も末吉と愛し合うようになり…。
映画『女教師 汚れた放課後』基本情報・キャスト
製作:1980年製作・日本・エロ、レイプ、ドラマ(1981年1月23日)+R18
監督:根岸吉太郎
脚本:田中陽造
出演者:風祭ゆき、太田あや子、藤ひろ子、鹿沼えり 他
映画『女教師 汚れた放課後』見どころ3選!
贖罪と癒しを描く感動ロマンポルノ
本作は80年製作の日活ロマンポルノ。監督は傑作『狂った果実』で知られるロマンポルノを代表する名監督、根本吉太郎が務めます。脚本を担当するのは『殺しの烙印』や『ツィゴイネルワイゼン』など鈴木清順監督と共にこれまた数多くの傑作を世に送り出してきた田中陽三。
本作はロマンポルノきっての”映画作家”が手を組んで作り上げただけあって、非常にレベルの高い脚本と演出によって語られる、ドラマチックな人間ドラマが魅力の感動作品となっております!
かつて強姦されトラウマを抱えた女教師とその濡れ衣を着させられてしまった男性、そして父と子の間で揺れ動く孤独と贖罪を、優しさに満ちた微細なタッチで描き出し、感動的なラストに結実していく様は実に見事。
一般映画に一切引けを取らない、見るものの魂を揺さぶる威風堂々たる風格を備える本作は、まさにロマンポルノ史上に残る傑作でしょう!
鈴木清順がチラッと出演してる日活ロマンポルノ↓
風祭ゆきの気品溢れる美しさ
本作の主演はロマンポルノを代表するスター女優、風祭ゆき。彼女の知的で気品溢れる雰囲気は、繊細さと優しさを併せ持つ女教師の役にピッタリとマッチし、本作の人間ドラマに魂を吹き込んでおりました!
また彼女の上品さはヌードになっても失われる事なく、むしろ際立っていたという点にも感心させられます。端正な顔立ちとすらっと伸びた四肢によって、全く下品さを感じさせない美しい濡れ場シーンはどれも非常に印象的です。
さすがスター女優と言われただけあって、やはり彼女が発するゴージャス感は映画の色そのものを左右してしまうほどの力を持っていますね。
あのクエンティン・タランティーノが『キル・ビル』で彼女を出演させたというのも納得できる圧倒的な存在感でした!
風祭ゆきが3P姉妹丼で犯されまくる↓
三谷昇の心揺さぶる演技力!
そして婦女暴行の冤罪により全てを失ってしまった哀れな男、末吉を演じるのが三谷昇。彼は黒澤明監督から深作欣二監督まで、巨匠たちがこぞって使いたがった名俳優であり、やはりその演技力は抜群。
人生を諦め、シンナーで身を壊していく末吉の姿はなんとも痛々しい。しかしそんな状況でも他者への優しさを忘れず、無邪気に振る舞う彼は、子供のように純粋無垢で見ている方も優しい気持ちにさせられます。
そしてその優しさは濡れ衣を着せてしまった女教師、咲子の罪をはっきりと浮かび上がらせ、本作の持つテーマを体現していきます。
ダメ人間でもありつつも、実は誰よりも優しいという末吉。難しい役にもかかわらず、ここまで観客の心にしみる素晴らしい演技をみせた三谷に是非注目してください!
三谷昇出演のロマンポルノ↓
映画『女教師 汚れた放課後』予告編
捜索中です!見つけ次第記載します!
映画『女教師 汚れた放課後』感想
優しさを表現する演技力
本作の人間味あふれるキャラクターたちを演じた俳優陣の演技はどれも素晴らしかったです!まずは主人公の咲子を演じる風祭ゆき。圧倒的な美貌は当然ながら、トラウマを抱えて孤独に思い悩み、過去を精算しようと贖罪を行う彼女の姿はエモーショナルな動きに溢れており、じつに魅力的です!
特に路地裏でうずくまる末吉に、「逃げよう!」と言って旅に連れ出す場面は、彼女の中の善性が一気に溢れ出し、母性的な優しさで絶望した彼を包み込んだ非常に感動的なシーンでした。
そして末吉を演じた三谷昇の演技も素晴らしかったですね!ろくでなしの世捨て人のように見せておきながら、その本質は家族を思い、憎しみを持たず、子供のように純粋な人物である末吉。しかし心は深い傷と孤独で今にも崩れてしまいそうになっているという、複雑なキャラクターを三谷は愛嬌たっぷりに演じきりました。
彼の演技で最も印象的だったのが、やはり自殺へと向かう場面。咲子と娘のスエ子が寝静まった夜を狙って、ふらっと部屋を出ていき、そのまま首を吊ろうとするなんとも淡々としたドライな場面は、心を締め付けられるような思いにさせられました。
そして次のシーン。それまで抑えていた末吉が感情を露わにして、咲子に怖いと泣きつく場面。咲子は彼に体を許してあげることで、末吉を孤独から救います。ここでの感情的な高まりと、海風でそよぐ浴衣、そして浜辺の絶景と相まって、息を呑むほどの美しいシーンに仕上がっておりました。
この圧倒的なクライマックスは、ロマンポルノ史上に燦然と輝き続ける名シーンに間違いないでしょう!
お互いの被害者意識と孤独
暴行の被害者と、その冤罪の被害者を描くといった本作の構造は非常に新鮮で面白かったですね!
これまで被害者は女性であることが多かったと思いますが、本作では女性の被害者も登場させつつ、男性の被害者も登場します。この両者が交流し、お互いの心を癒やしていく展開は、男女間にある確執が雪解していくような感動を覚えました。
というのも、こうした男女間の被害者意識って割と身近にあると思うんですよね。特に電車の中などで、痴漢冤罪に恐れる男性は常に勘違いされないようにビクビクとさせられています。一方で女性の中には本当に痴漢被害にあってトラウマを抱える人もたくさんいるという…。
本作はこうした普遍的で共有しやすい問題を扱うことで、私達を普段陥っている疑心暗鬼から開放し、より一層登場人物達の”優しさ”を際立たせた、じつに上手い構成だったと感じました。
そして本作のもう一つのテーマが孤独。
末吉はもちろん、咲子も心を通わせる相手が見つからず、常に孤独を抱えています。そして末吉の娘のスエ子も家に居場所がなく、男性に体を差し出すことで孤独を癒そうします。このように、どのキャラクターも非常に暗い孤独を抱えた様子が描かれていました。
物語のクライマックス、末吉は咲子によって孤独から救われます。非常に感動的な場面ですが、僕はここにものすごい切なさを感じたんですよね。
なぜなら現実には孤独のまま死んでいくような人もたくさんいると思うからです…。
末吉のような社会の枠組みから外れてしまった人にとって、孤独な心を救ってくれる都合のいい出来事なんてなかなか現実には起きないですよね…
だからこそ末吉とスエ子が新たな人生をスタートさせるエピローグで、ひとり残された咲子が「寒い…」と孤独を吐露した現実的な苦味を残すラストは強く心に響きました。
現実は映画のように優しくはないのかもしれませんが、それでも理想を掲げて自分自身はもちろん、他人の孤独にも寄り添い、人を思いやる心を忘れないように生きたいと本作を観た僕は思うのでした…。
映画『女教師 汚れた放課後』みんなの評価
『女教師 汚れた放課後』(1981 根岸吉太郎) 何度も見ている大傑作。最後あたりの海辺の自殺未遂から熱いセックスのシーンが素晴らしい。こういう皆が少し苛立っていてどこかしら死にたいみたいな空気を漂わしている当時のポルノ映画は大体傑作 pic.twitter.com/8fJDvjaJX6
— LUCIO MAEKAWA 前川ルチオ (@luciomaekawa) August 13, 2015
根岸吉太郎「女教師 汚れた放課後」ロマンポルノ音感というものがあると思う。神代辰巳が盛んに用いた猥歌、小沼勝の歌謡ロマンポルノ、いずれも素晴らしいものだが、根岸監督にも若くして存分にオリジナリティがある。だって濡れ場にお洒落な洋楽を使ってビシッと決める。こんな監督は他にいませんw
— 横浜SAN (@yokohamasan_san) February 3, 2019
フィルムセンターで根岸吉太郎のロマンポルノ4本を続けて観る。疲れる。「女教師 汚れた放課後」は、えげつない話と見せかけて、強姦の冤罪をかけられた元アンパン中毒の三谷昇が、かけた張本人の女教師と電車旅行に出て旅先でグレた娘との絆も取り戻すという、田中陽造印のツイストの効いた一本。
— 甘利類(tanosiikagaku) (@tanosiikagaku) March 15, 2016
根岸吉太郎『女教師 汚れた放課後』 弱者に優しい映画。終盤の海辺のシーンが良い。被害者なのに加害者意識を持つことになった風祭ゆきの不幸と、風祭ゆきのせいで加害者扱いされたのに彼女を気遣う三谷昇の優しさが絡み合うと切なくなる。
— ひろ (@hirowo87) February 17, 2017
映画『女教師 汚れた放課後』★★★★4.5点。 題名からはちょっと想像できない感動作でした。見て良かったわー。
風祭ゆきはもちろんだが、太田あや子&三… https://t.co/VjS7a0amMj #Filmarks #映画— чцрiи (@yoursuitcase) February 8, 2020
映画『女教師 汚れた放課後』まとめ
ドラマチックな物語に心を揺さぶられる傑作ロマンポルノ作品。
婦女暴行事件の被害者と、その事件の冤罪被害者を同時に描き、罪の意識と普遍的な孤独を丹念に表現した、良質な人間ドラマが展開する作品となっております。
主演を演じるのは、ロマンポルノを代表するスター女優の風祭ゆき。彼女の上品さは濡れ場シーンでも存分に発揮されており、非常に美しいシーンに仕上がっておりました。
またヌードだけでなく、演技ももちろん素晴らしいです。彼女の優しい表情は見るものに救いをもたらしてくれます。
相手役を演じた三谷昇の存在感も物凄く、愛嬌の中に孤独が見える悲しみに満ちたキャラクターには涙を誘われました…。
本作は誰しもがもつ不安や孤独について我々に投げかけ、今一度自分の他人に対する意識について考えさせるメッセージ性の強い作品となっておりました。
ドラマに力を入れた作品なのでエロ目線では物足りないかもしれませんが、やはりその風格はホンモノです!ふと孤独を感じた時や、無性に悲しい気持ちになった時に見ると、本作はより心にしみる作品かもしれませんよ。
* 紹介した作品の各VODの配信情報は2021年1月のものになります。