『夢二 愛のとばしり』…画家の竹久夢二を巡って愛と嫉妬と憎悪が交錯するドロ沼系ラブストーリーです。
このページでは『夢二 愛のとばしり』の無料視聴方法を解り易く紹介しています。
濡れ場・見どころ・感想なども紹介していますので、作品の簡単な概要だけ知る事も出来ます。
目次
映画『夢二 愛のとばしり』の無料視聴方法
映画『夢二 愛のとばしり』を無料視聴出来るのはDMM TV
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映画『夢二 愛のとばしり』あらすじ
竹久夢二の生きた「素敵な情景」として輝きを放ち続けている大正時代。夢二は、「美人画」のモデルとなった妻・たまきと息子の三人で絵画の店を営みながら暮らしていた。生活のために絵を描くことを選択した夢二だったが、現実的な日常にどこか不満を抱く芸術家としての自分との葛藤に筆の進まない日々を送っていた。一方、男としては妖艶な色気を放ち、女性ファンが絶えない。そんなある日、運命の女性彦野と出会い、彼女との愛に溺れていく。家を顧みない夫・夢二の変化に苦しみ、やがて夫婦生活は崩壊をきたしてしまう。そして、夢二の思いは一途に彦野へと向かうのだが。
映画『夢二 愛のとばしり』基本情報・キャスト
製作：2015年製作・日本・ドラマ・エロ・恋愛・不倫（2016年7月30日公開）R15+
監督：宮野ケイジ
原作：野村桔梗
出演者：駿河太郎、小宮有紗、加藤雅也、黒谷友香、高見こころ、長尾美希、山口賢人、里見要次郎、楊原京子、窪塚俊介、吉村実子
映画『夢二 愛のとばしり』見どころ2選！
日本を代表する画家・竹久夢二の恋物語！
数多くの「美人画」を描き残した大正ロマンを代表する画家・竹下夢二の恋愛遍歴の中で、彼が最も愛した女性と言われている「しの」こと彦乃との出会いと別れを中心に描いたラブストーリーなんですが、女たらしな夢二を演じた駿河太郎の柔和な雰囲気＆色気が大正時代の世界観とマッチしていて良かったと思います。
映画『すべては「裸になる」から始まって』(2012)ではチョイ役出演だったのに、わずか数年で映画初主演に抜擢されて、しかも何人もの女性と関係を持ってしまうプレイボーイな役どころを演じていることが、同じ男として正直羨ましかったです！(笑)
黒谷友香が魅せる「女の意地」！
竹下夢二は画家だけでなく詩人としての才能もあったため、本作でも彼の詩がいくつかテロップで挿入される演出がなされているんですが、つい黒谷友香主演作『TANKA』を思い出してしまいますね。
『TANKA』では二人の男の間で心揺れていた黒谷友香が、本作では後からポッと出てきた若い娘に夫を取られてしまう役どころを演じているのが面白かったです！それにしても、堕ちていく女の情念の怖さを垣間見たと言うか、鬼気迫る表情から愛が憎しみに変わっていく狂気が伝わってきて、思わず夢二に感情移入してしまい「女って怖い！」と震えてしまいました(笑)
なんでも、役作りのために現場では駿河太郎と全く会話をしなかったそうで、そんな黒谷友香の迫真の演技にも注目です！
映画『夢二 愛のとばしり』のヌードやエロい濡れ場シーン
小宮有紗のフレッシュな魅力が眩しい！
アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の声優としても人気の高い小宮有紗が、女優としての新境地に挑んだ大胆かつ眩いラブシーンは必見でしょう！（うなじフェチとか無かったのに…）着物からチラリと見えるうなじに終始ドキドキし、その透明感抜群な白い肌にホクロを見つけたことでなぜかムラムラしてしまう…それぐらい彼女の可憐な魅力の虜になってしまいました！
そしてベッドシーンでは彼女の切なげな視線や漏れる吐息で一発K.O.で頭がクラクラし、さらに余命いくばくもないクライマックスでの彼女の儚げな表情に目頭がウルウルしてしまいました。
映画『夢二 愛のとばしり』予告編
（30秒特報公式）
（120秒予告公式）
（初日舞台挨拶１）
（初日舞台挨拶２）
映画『夢二 愛のとばしり』感想
彦乃は夢二のミューズだった
豊川悦司＆寺島しのぶ主演作『愛の流刑地』や稲垣吾郎＆二階堂ふみ主演作『ばるぼら』でも描かれていたことですが、作家やアーティストにとっては創造力の源となるミューズ的な存在が必要だということがよくわかりますね。
本作では、夢二のミューズとなる「彦乃＝しの」をフレッシュで眩いほどにキュートな小宮有紗が演じているわけですが、透き通るように白い肌＆透明感が彦乃というキャラクターが持っている純真無垢な処女性と見事に合致していて、「芸術家じゃなくても即惚れちゃうよね」と大納得です！
さらに、彼女の着物美人っぷりもハンパなくて、そんな着物を丁寧に脱がせていきながらの初エッチシーンも大興奮不可避でした！
元ミューズたまきの悲しみ
若くて肌艶も良く、また色とりどりの着物を着られる彦乃に対して、着物を売って生活費を工面するしかない年老いたたまきの没落感が切な過ぎましたね。夢二から愛されなくなっても「他の女を愛することは許しませんから」と執着し続ける姿を見ながら、同情せずにはいられませんでした。
それだけたまきには夢二への深い愛情があったと思うし、「美人画」のモデルだった＝ミューズとして夢二を成功に導いた自負とプライドがあったはず…と言うか、それを否定されてしまったら「自分の人生も否定されてしまう」という恐怖に駆り立てられていたんじゃないでしょうか。
映画では描かれていませんが、絶縁した後もたまきは夢二を慕い続け、その愛は夢二が亡くなった後も続いたそうです。それを踏まえると、彼女のエキセントリックなまでの復讐ホラー展開や、夢二への憎しみは愛情の裏返しであるということが理解できますね。
映画『夢二 愛のとばしり』まとめ
新旧ミューズ対決と言うか、愛を失い捨て去られてしまう「たまき」こと大人の色気を纏った黒谷友香と、一途な愛を得ながらも短命に終わってしまう「しの」ことフレッシュな魅力全開の小宮有紗による新旧女優バトルが見応え十分でした！
「鬼滅の刃」の大ヒットの影響もあって大正時代のファッションや文化が再注目されてますが、艶やかな着物美人を見られるのもまた本作の大きな魅力なので、大正ロマンに触れてみたいという人にもオススメの一作です！
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＊ 紹介した作品の各VODの配信情報は2025年2月のものになります。
